Nintendo Switch 2 Liteに省電力な改良型8nmを採用か。現行モデルより安価で電池持ちも向上?

Nintendo Switch 2 Liteに省電力な改良型8nmを採用か。現行モデルより安価で電池持ちも向上?

サムスンが年内に投入する8nmの改良版「8LPU+」が、1月から噂されている廉価版のNintendo Switch 2 Liteのチップに使われる可能性が出てきました。8LPU+は前世代の8LPUより消費電力を15%抑えられるため、Nintendo Switch 2 Liteは今のNintendo Switch 2より電池持ちが伸びるとみられます。

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サムスンが8nmの改良版を年内投入。Nintendo Switch 2 Liteに使われる可能性

Nintendo Switch 2では、1月に任天堂のアカウントサイトで、現行モデルの型番「BEE」とは別の未発表の型番「OSM」が見つかって以来、初代のNintendo Switchと同じく廉価版のNintendo Switch 2 Liteが用意されているとの噂があります。そんな中、Nintendo Switch 2のNVIDIA製チップ(T239)を製造するサムスンは、8nmの改良版「8LPU+」を12月14日(米国時間)の国際学会IEDMで発表する予定で、前世代の8LPUと比べて性能が12%向上し、消費電力は15%、面積は8%減るとしています。

8LPU+は、2nmのような最先端の微細化を必要としない車載やロボット向けのチップを、高価なEUV露光装置を使わずに今ある8nmの製造ラインで安く作るためのプロセスです。韓国のETNewsによると、8LPU+は年内に投入され、採用の有力候補には車載向けのチップを作る企業のほか、サムスンの8nmをすでに使っている顧客も挙がっているとのことで、Nintendo Switch 2のT239をサムスンに製造させているNVIDIAもこれに当たります。

Nintendo Patents Watchは、NVIDIAと任天堂が当初からNintendo Switch 2 Liteのチップを8LPU+で作る計画だったのではないかとみています。5月にも、任天堂の研究開発費が2026年3月期に前年度より24%増えたことから、Nintendo Switch 2の新しいモデルが2027年後半〜2028年前半に出ると予想していました。過去に研究開発費が同等程度伸びたのは、Nintendo Switch(有機ELモデル)とNintendo Switch 2の発売の1.5〜2年前だったとのことです。

8LPU+なら先端プロセスへ移らずにチップを微細化

初代のNintendo Switch Liteも20nmから16nmへ縮小したTegra X1を載せており、Nintendo Switchより小さい電池でも、遊べる時間は約2.5〜6.5時間から約3.0〜7.0時間へ伸びていました。Nintendo Switch 2で同じようにチップを小さくするには、通常はより微細なプロセスへ移ることになりますが、こうした先端プロセスは値上げが続き、製造枠も埋まっています。そのため、Nintendo Switch 2 Liteでは、今の8nmの製造ラインのまま面積と消費電力を減らせる8LPU+を使うのが現実的とみられます。

価格は値上げ前の49,980円前後になる可能性。登場時期は2027年末ごろか

8LPU+で面積が8%縮めば、1枚のウェハーから取れるチップの数が増えてチップ代も8%ほど下がりますが、サムスンが今年8nmの製造価格を1割弱上げた分を取り戻す程度にとどまります。Nintendo Switch 2 Liteで同じゲームを動かす以上、チップの性能やメモリの容量を削って安くすることもできず、そのメモリの価格は2027年まで高止まりが続くと予想されています。そのため、Nintendo Switch 2 Liteを大きく安くするには、テレビへの出力や取り外せるコントローラーを省く必要があると考えられます。

初代のNintendo Switch Liteも、これらの機能がない分、通常モデルより約1万円安く売られていました。Nintendo Switch 2は5月に49,980円から59,980円へ値上げされており、同じく約1万円安ければ、Nintendo Switch 2 Liteは値上げ前と同じ49,980円前後になりそうです。

登場時期は、初代のNintendo Switch LiteがNintendo Switchの発売から2年半後だったことから、同じ間隔なら2027年末ごろになり、8LPU+の年内投入や新しいモデルの予想時期とも合います。ただ、1年ほど待ってNintendo Switch 2 Liteを選んでも、電池持ちは伸びるものの、価格は値上げ前に戻るだけで、テレビへの出力などは省かれるとみられます。

なお、Nintendo Switch 2 Liteが仮に発売されれば現行Switch 2よりは安価になることが予想されますが、部品のコストが高止まりする中ではNintendo Switch 2自体がさらに値上げされる可能性もあるため、これから遊び始めるなら無理にNintendo Switch 2 Liteを待つより、今Nintendo Switch 2を買っておく方が無難といえそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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