ソニーのXperia 1 VをNintendo Switch 2の純正ドックに差し込み、スマホゲームをモニターに映して遊ぶ動画がXに投稿されました。スマホ側がDisplayPortでの映像出力に対応し、ドックに収まってUSB-C端子を奥まで挿せる形状なら、変換アダプターなしでテレビにつなげられます。
純正ドックはDisplayPortをHDMIに変換。Xperia 1 Vをドック出力
Nintendo Switch 2本体はUSB-Cの映像出力に独自の認証をかけており、ドックにつないだ際に接続先へ独自の信号を送って、正しい返答がなければ映像を出しません。そのため、USB-C端子から映像を出す標準の仕組み(DisplayPort Alt Mode)に沿った汎用のUSB-C→HDMIアダプターや、認証に対応していないドックでは充電しかできず、テレビに映すには純正ドックか、認証に対応したサードパーティー製ドックが必要です。
ただ、この認証は本体が接続先を確かめるためのもので、純正ドック自体は、USB-Cから受け取ったDisplayPortの映像信号をHDMIに変換するRealtek製チップ(RTD2175N)でテレビへ出しています。このチップは4K120Hzの出力にも対応しており、2025年にはSteam Deckをつなぐと、Switch 2本体のTV出力の上限(4K60fps)を超える4K120Hz・VRRの信号がドックからそのまま出たという報告がありました。Galaxy S10eを挿したところ、スマホをPCのようなデスクトップ画面で使うSamsungの機能「Samsung DeX」がテレビに表示されたという報告も出ています。
Xperia薄いからSwitch2のドッグに入ったwww
— Android信者! @彩葉推し (@haru3980) September 25, 2026
これで鳴潮大画面でもできるぞw pic.twitter.com/7SbhmtFE1X
そんな中、9月25日にXユーザーの「Android信者! @彩葉推し」氏が、Xperia 1 VをSwitch 2のドックに差し込み、『鳴潮』をモニターに映してプレイする動画を投稿し、Xperia 1 Vでも動作することが確認されました。
DisplayPort出力対応でも物理的に接続できないケースも
Xperia 1 Vが映ったのは、USB-CからDisplayPortで映像を出せることに加え、ドックの差し込み口に収まり、USB-C端子を奥まで挿せる形状だったためです。ソニーも、Xperia 1 VのUSB Type-C端子はDisplayPort対応のモニターなどに接続できると案内しています。また、本体も厚さ13.9mmのNintendo Switch 2より薄く、ドック底面の突起にも干渉しない形状だったため、ドックに接続してテレビへの出力ができています。

ただ、スマートフォン本体がSwitch 2より薄ければドック自体には入るものの、どのスマートフォンでも接続できるわけではなく、実際にiPhone 18 ProやGalaxy S26などはドック側のUSB-C端子までは届くものの、奥まで挿さらず接続できません。これは、Switch 2のドック底面にある2つの突起に阻まれるためで、スマートフォンのデザインによってはUSB-C端子まで届いても完全に接続できない場合があります。

また、USB-Cまで繋がり画面出力ができても、接触が悪く画面にはノイズが乗ることもあったため、USB-C端子を確実に接続できるかがカギとなりそうです。
もっとも、DisplayPortでの映像出力に対応したスマホは、USB Type-C⇒HDMI変換アダプターとHDMIケーブルを使えば、ドックを通さなくてもテレビに映せます。変換アダプターが手元になく、Switch 2のドックで代用したい場合には使える方法ですが、薄さに加えてドック底面の突起に当たらない形状も必要なため合う機種は限られており、無理に押し込むとドック側のUSB-C端子を傷めて壊してしまう恐れもあります。そのため、奥まで挿さらない機種では無理に使わず、変換アダプターを用意する方が安全です。


