Nintendo Switch 2で、海賊版を使っていない購入者の本体までオンラインから締め出される本体BANが9月5日ごろから相次いで報告されています。一方で一部は誤ってBANされたようで任天堂側で解除されたという報告も出始めています。
Nintendo Switch 2でエラー2124-4508が出てオンラインが使えない報告が多発
Nintendo Switch 2には、海賊版ソフトや不正なツールの使用など利用規約に違反した本体をオンラインから締め出す本体BANの仕組みがあります。対象になるとエラーコード2124-4508が表示され、Nintendo Switch Onlineやニンテンドーeショップを利用できなくなるほか、購入済みダウンロードソフトの再ダウンロードやゲームキーカードからのインストールもできなくなります。アカウントではなく本体に対する措置のため、別のアカウントに切り替えても同じ本体ではオンライン機能を使えるようになりません。しかし、ここ最近、海賊版ソフトや不正なツールを使っていないにもかかわらず本体BANされたという投稿がRedditのNintendoSwitchHelpに相次いでいます。
投稿の中には、2026年6月にインドネシアのマーケットプレイスで新品を購入し、本体設定と箱の両方でシリアル番号が確認できるのに対象になったというものや、日本の量販店で本体とソフトを買った2日後に2124-4508が出たというものがあります。加えて、中国のSNS「RedNote(小紅書)」では少なくとも150件の関連投稿がされるなど過去に本体BANされる事例はあったものの、それよりも大規模なものになっているようです。
過去に大規模なSwitch 2の本体BANが行われたのは2025年6月で、フラッシュカートMIG SWITCHのファームウェアがSwitch 2に対応したことを引き金に、任天堂は該当する本体をオンラインから遮断しました。翌7月には中古のゲームカードが以前の所有者にコピーされていたためにBANされた事例も出ており、このときは購入履歴のスクリーンショットとカード現物の写真をサポートに提示して解除されています。
今回のBANについても、9月7日には複数のReddit投稿者から任天堂に解除されたという報告が出ており、サポート窓口からはサーバーエラーによるものだと説明されたとのことですが、投稿者を通じた窓口の説明で、任天堂からの公式な発表はありません。任天堂のサポート情報ではこのようなBANは永久的な措置とされているものの、7月の中古ソフトの事例と合わせると、実際の運用では取り消される場合があります。
本体BANは事例ごとに異なる。解除には購入証明などが必要に

今回はサーバーエラーと説明され解除された事例がある一方で、ヨドバシカメラで新品の本体とゲームソフト購入後に2時間プレイした後にBANされたユーザーは中古のゲームカードを使っていないと伝えても、担当者から違法なソフトウェアが原因だと指摘されたとのことで、窓口の説明は事例ごとに異なっているとのことです。任天堂のサポート情報でも、2124-4508は利用規約に違反した本体に表示されるエラーとして「不正または無許可の取引」と「コミュニティガイドライン違反」が例に挙げられており、サーバーエラーという窓口の説明はこの公式の案内と噛み合っていません。
そもそも本体BANはプレイヤー名を理由に適用された例もあるほど任天堂が広く使っている措置ですが、フラッシュカートによる被害を考えれば、本体ごと締め出す対応自体は当然と言えます。ただ、本体BANされるとニンテンドーeショップで購入済みのソフトを再ダウンロードできなくなるなど影響が大きいため、今回のように海賊版を使っていない購入者が対象になった場合の影響は大きくなります。
なお、過去に誤ってBANされた事例では、購入履歴のスクリーンショットとゲームカード現物の写真を提示することで解除されたという報告もあります。何もしていないにもかかわらず2124-4508が表示される事例は今回のように報告が寄せられている一方、広く頻発しているとまでは言えないものの、誰にでも起こり得る問題として注意しておく必要がありそうです。ただ、仮にBANされた際にはオンライン機能やソフトの再ダウンロードなどが利用できなくなり、影響は大きくなります。そのため、もし不安であれば、特に中古ソフトなどを購入したり売却したりする際には、レシートや注文履歴、買取履歴などを保管しておいた方が良さそうです。


