Intel Core Ultra搭載のMetor LakeはCPUタイルを2枚搭載する事を検討していた模様。サンプル品の画像で明らかに
Intelが2023年12月14日に正式発表したCore Ultraシリーズ(Meteor Lake)ではCPUとSoC、GPUをチップレット化したタイルアーキテクチャー採用していますが、IntelではMeteor Lakeの開発段階においてCPUタイルを2枚搭載しコア数を増やしたモデルを検討していた可能性があったようです。
MeteorLake-P:
— 结城安穗-YuuKi_AnS🍥 (@yuuki_ans) December 18, 2023
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Normal Sample Die
and
Thermal test Sample Die pic.twitter.com/Laxft2dodm
YuuKi_AnS氏によると、Meteor Lakeの市販版とCPUの発熱や冷却試験に使用するテスト品の間ではタイル構造に差異が見られ、よく見るとCPUタイル側が市販版では1枚にされている所を、サンプル品では2枚構成になっている事が分かります。
このタイルの中に具体的に何が入っているのかなどは明らかにされていませんが、タイルの面積が左右で微妙に異なる事からP-CoreとE-Coreを別タイル構成とし、高密度化が求められるP-Coreは例えばIntel 4など先端プロセスで製造を行い、E-CoreはTSMC 6nmを使うなどを当初計画していた可能性がありそうです。
それか、AMDのRyzenシリーズやApple Mシリーズの様に2つのCPUを繋げる事でコア数を増やした高性能版なども検討していた可能性がありそうです。
ただし、市販版のMeteor LakeではCPUタイルは1枚に減らされているため、このような高性能版やP-CoreとE-Coreが別プロセスで製造されたモデルについては登場しないものと考えられています。
ただなぜかIntel Core Ultra CPUのイメージ画像(右の画像)ではCPUタイルが2枚のまま示されていますがね。
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