M.2スロットを利用したキャプチャーカードが登場。4K解像度にも対応。

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M.2スロットに接続するキャプチャーカードが登場。Mini-ITXなど拡張性に限りがある場合に最適。

キャプチャーカードというとPCIe x1以上のスロットに差し込むタイプのものが主流ですが、グラフィックスカードが大型化していることに伴いマザーボードのレイアウトによってはPCIeスロットが足りず、キャプチャーカードを搭載することが困難なケースがあります。また、Mini-ITXなど小型フォームファクターのPCにおいても同様の問題がありますが、NVMe SSDなどに利用するM.2スロットを活用したキャプチャーカードが登場しました。

このM.2スロットを利用するキャプチャーカードはMagwellが発表しており、4K解像度でのキャプチャーまで対応する製品を発表しています。製品名はEco Capture HDMI 4K Plus M.2とEco Capture 12G SDI 4K Plus M.2の合計2モデルで、1つのモデルはHDMIコネクターを利用してキャプチャー、もう一つのモデルはビデオ制作業界などで使用されるコネクターであるSDIポートを利用してキャプチャーが可能になっています。

詳細な仕様としてはコンシューマ向けとして主流なHDMIモデルでは4096×2160の解像度まで対応し、フレームレートは最大60fpsになっています。これより低い解像度においてはより高いフレームレートでのキャプチャーが可能になっており、コンソールゲーム機の配信や、PCパフォーマンスに影響を与えず高画質な配信を行いたいユーザーにとっては必要十分な仕様を備えています。

M.2キャプチャーカードは非常に珍しい製品となっていますが、M.2自体PCIe x4レーンほど有しているため4K解像度をキャプチャーするには必要十分で、PCIeスロットが少ないが、M.2スロットは複数搭載されているMini-ITXマザーボードなどでは有用な選択肢になると考えられます。

MagwellのEco Capture HDMI 4K Plus M.2とEco Capture 12G SDI 4K Plus M.2については価格は公にはされていませんが、法人向けのすでに予約注文を受け付けており今後60日以内に出荷が行われるようです。

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