iPhone Duo専用Apple Pencilは開発中止に。量産前に技術的問題でiPad用へ切り替え

iPhone Duo専用Apple Pencilは開発中止に。量産前に技術的問題でiPad用へ切り替え

iPhone Duo向けに開発されていた専用の短いApple Pencilが、量産前に技術的な問題が見つかり開発中止になっていたことが明らかになりました。代わりに対応予定のApple Pencil(USB-C)も発売日には使えません。

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iPhone Duo専用Apple Pencilは量産前の技術的問題で中止。iPad用に切り替え

iPhone DuoはApple初の折りたたみiPhoneで、9月9日に発表され、10月23日に発売されます。このDuo向けの専用Apple Pencilについては8月末の時点で、iPad用より短く本体の側面にマグネットで装着する試作品が社内で評価されていたものの、側面に装着したままでは本体を開く動作の妨げになるうえ、ペン先で内側画面に目立つ跡が残る恐れもあるため、発表会での投入は見送られる見通しと伝えられていました

そんな中、BloombergのMark Gurman氏がニュースレター「Power On」で伝えたところによると、この専用ペンは当初iPhone Duoと同時に投入する計画で、ヒンジ側にマグネットで装着する短い設計だったものの、数か月前、量産前に技術的な問題が見つかり中止されたとのことです。Appleはそこで、iPad用のApple Pencilを内側・外側の両画面で使えるようにする方針へ切り替えたとしています。なお、気になる技術的な問題の中身については明らかになっていません。

発売日はペン非対応。使えるのはApple Pencil(USB-C)だけ

iPad用Pencilについて、Appleは9月9日の発表時に、iPhone DuoがApple Pencil(USB-C)に対応し、iPhoneで初めてApple Pencilが使えるモデルになると説明しています。ただ、対応時期は発売時ではなく「年内」で、Apple公式のApple Pencil(USB-C)製品ページでも互換性一覧にiPhone Duoが載り、「年内に登場」と注記されています。Gurman氏によると、iPad用のPencilをDuoで動かすには新しいソフトウェアと大規模な社内テストが必要で、その作業が進行中のため、対応は年末近くになる見通しとのことです。8月末の時点で内側画面にペン先の跡が残る懸念が伝えられていたことを踏まえると、このテストにはソフトウェアの移植だけでなく、内側画面へのペン先の影響の確認も含まれている可能性がありますが、既に将来対応を謳っていることから、傷に関しては回避できる可能性が高そうです。

ただ、このApple Pencilも対応するのはApple Pencil(USB-C)だけで、iPad向けの上位モデルであるApple Pencil Proには対応しません。Pencil ProはiPadの側面にマグネットで取り付けてペアリングと充電を行う仕組みで、Duoでその役割を担うはずだったヒンジ側装着の専用ペンが中止されてしまっているため、ケーブルでペアリングと充電を行うUSB-C版に限られるとみられます。なお、このUSB-C版は傾き検知はあるものの、押す強さで線の太さや濃さが変わる筆圧検知はありません。

iPhone Duoを発売日に買ってもペン入力は年末近くまで使えず、iPadで使っているPencil Proを流用することもできません。また、iPhone Duoとの検証もまだ途中の段階で、何らかの制約が設けられる可能性もあります。そのため、ペン入力用にApple Pencil(USB-C)の購入を考えている場合、対応アップデートが配信されてから購入を決めた方が良さそうです。

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2026/09/22 更新
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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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