IntelがPanther Lakeを2025年末、Nova Lakeを2026年末に投入。Dellの内部資料から判明

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IntelがPanther Lakeを2025年末、Nova Lakeを2026年末に投入。Dellの内部資料から判明

Intelでは2024年下半期に低消費電力ノートPC向けにLunar Lake、高性能ノートPC向けにArrow Lakeの2モデルをCore Ultra 200シリーズとして投入を計画しています。この後継モデルについてはPanther LakeとNova Lakeがそれぞれ計画されていると言われていますが、Dellの内部資料からこの2モデルはそれぞれ2025年末から2026年末にかけて投入されることが明らかになりました。

Dellの内部資料ではXPS各モデルのライフサイクルプランが記載された資料になっていますが、最下段にはIntelおよびQualcomm製CPUの投入計画が記載されています。

この中でIntel製CPUを見ると、直近ではCore Ultra 200Vシリーズとして投入されるLunar Lakeが2024年8月、Arrow Lakeが2024年末頃に投入予定と記載されていますが、その後継となるPanther Lakeは2025年9月ごろ、Nova Lakeは2026年9月ごろに投入予定と記載されています。 

この中でPanther LakeはArrow Lake登場から1年以内と非常に近いのですが、TDP 40W程度であることがXPS14 HURACANモデルで明らかにされているため、実質Arrow Lakeの後継モデルとしてラインアップされると言えます。一方で2026年末に投入されるNova Lakeは詳細は不明ですが、Lunar Lakeの後継モデルとして低消費電力向けCPUになると考えられています。

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Panther Lakeは高性能ノートPC向けでTDPは高の一方でNova Lakeは低消費電力ノートPC向けCPUになると考えられていましたが、もしであれば前者はたった1年で大幅変更が入る一方で、後者はLunar Lake登場から2年のライフサイクルがあるため、IntelとしてはLunar Lakeはそこそこ高い競争力を持ったCPUと考えているのかもしれません。

あとは、Intelがこの計画通りに新商品を投入できるかにかかっていますが、仮に計画通り投入できればAMDに対してGPU性能をあまり求めないノートPC向けCPUに関しては販売面で有利に進められるかもしれません。

ソース

2023.0817.b TQC – Plan Phase Exit – Final 8-11-23 – LPR Approved | SCRIBD

https://www.scribd.com/document/706718228/2023-0817-b-TQC-Plan-Phase-Exit-final-8-11-23-LPR-Approved

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