Intel Arrow Lake-SにはGPU用のL3キャッシュを搭載。LGA1851は2026年まで現役に。

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Intel Arrow Lake-Sの一部情報や対応するLGA1851の情報が登場。LGA1851は2026年まで現役に

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Intelでは第2世代Core Ultra CPUとしてデスクトップ向けのArrow Lake-Sを2024年下旬に投入を計画しています。このArrow Lake-Sではデスクトップ向けとして初めてタイルアーキテクチャーを採用し、この変更に伴いLGA1851ソケットが新たに採用されますが、今回このArrow Lake-Sに関する一部情報と共に新たに採用されるLGA1851の情報などが登場しました。

リーク情報ではArrow Lake-SのES品に関する情報が出ており、このES品については6P+8E構成になっています。そのため、このモデルはミドルレンジ向けとなる予定で、より上位のCore i7やCore i9とは異なるCPUダイと見られています。TCL氏によると、Core i5(Core Ultra 5)においては8P+0Eと言う組み合わせになる可能性も考えられるとのことです。

Arrow Lake-Sでは内蔵GPUがデスクトップ向けCPUでも強化が行われる他、内蔵するGPUアーキテクチャーもAlchemistベースになると言われていますが、GPUの性能を向上させるためにGPU専用のL3キャッシュが搭載されるようです。TCL氏によるとDedicatedなL3と書いている点からVPUとGPUでキャッシュを共用するAdamantineとは異なるAMDのInfinity Cacheの様なGPU専用キャッシュであると見られています。

他にも、TCL氏は各コアに3MBのL2キャッシュを持つなど既にリークされている情報についても確認が取れたとのことです。

このArrow Lake-Sで新たに採用されるソケット、LGA1851のライフサイクルについても明らかにしており、現時点では2024年から2026年までLGA1851が採用され続けるようです。

Alder Lakeから採用されているLGA1700については2021年下半期から2024年下半期という事で3年間採用されていましたが、LGA1851からは再び2年スパンに戻るようです。この2年間の間にIntelではArrow Lake-Sを2024年下半期にリリースした後、2025年下半期にPanther Lakeの投入を検討しています。ただ、Panther Lakeについては開発中止となり、Arrow Lake Refreshが2025年に出る可能性も出ているため、もしかしたら2027年ぐらいまでLGA1851が現役で活躍する可能性はあるかもしれません。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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