Intel最下位のCore 3 304、A18 Proにシングルスレッドで肉薄。マルチは5コアで6コアと互角

Intel最下位のCore 3 304、A18 Proにシングルスレッドで肉薄。マルチは5コアで6コアと互角

Intel Wildcat Lakeの最下位モデル「Core 3 304」が、PassMarkのシングルスレッド性能でApple A18 Proに肉薄していることが明らかになりました。1P+4Eの5コア構成ながら、6コアのA18 Proとマルチスレッドではほぼ並んでおり、エントリー帯のミニPCや廉価ノートPC向けCPUとして競争力のある水準に達しています。

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Wildcat Lake最下位のCore 3 304がA18 Proに迫る

A18 Proは99,800円から販売されるAppleのMacBook Neoに搭載されるチップで、iPhone由来の省電力シリコンを廉価ノートPCに転用したものです。一方のWildcat Lakeは、IntelがAlder Lake-NやTwin Lakeの後継として投入した最新の低電力プラットフォームで、Panther Lake由来のCougar CoveコアとDarkmontコアを採用しています。

この中でCore 3 304はWildcat Lakeラインナップで唯一P-Coreを1基に絞った最廉価SKUにあたり、これまでPassMarkではA18 Proに一歩届かない状況が続いていました。

今回登録された3つのベンチマークでは、Core 3 304のシングルスレッドスコアが3,982ポイントに達し、111サンプルを集計したA18 Proの平均と同点に並びました。これまでの最高値は3,632ポイントだったため、サンプルごとの上振れという側面はあるものの、現状の平均値でも3,676ポイントとA18 Proとの差は約8%にまで縮まっています。なお、上位のCore 5 320は既にA18 Proをマルチコアで約27%上回っており、ラインナップ最下位までA18 Pro級の性能域に入ってきた形です。

マルチスレッドは5コアで6コアと互角

マルチスレッドのCPU Markでは、Core 3 304が11,543ポイントとA18 Proの11,804ポイントにほぼ並んでいます。A18 Proが2P+4Eの6コアであるのに対し、Core 3 304は高性能なP-Coreが1基少ない5コア構成ですが、マルチスレッドではほぼ同等の処理性能を示しています。

この性能を支えているのがCougar CoveコアのIPCの高さで、先行して報じたGeekbenchの結果でもCore 3 304はAlder Lake-N世代のIntel N100に対しシングル・マルチともに約2倍の性能向上を見せていました。Core 3 304はP-Coreを1基無効化した選別落ち品を活用するSKUで、歩留まりに左右されず安価に供給できる点もエントリー向けとして利点になります。

ミニPC・エントリーノートPCのコスパ向上へ?

Core 3 304を搭載したミニPCは、すでにBeelinkから3機種が登場しています。いずれも日本のAmazonで販売実績のあるブランドのため国内での入手も見込め、A18 Pro搭載のMacBook Neoが99,800円に近い価格帯での販売も期待できる製品になっています。ただ、Wildcat Lakeの上位モデルを搭載するDell XPS 13は15万円とMacBook Neoを大きく上回る販売価格に設定されていたため、実際にコスパが高い製品が登場するかはメモリ価格などの相場に加え、販売する企業側がどれだけ日本市場を重視するかにかかっていると言えそうです。

ただし今回の同点はサンプル数が少ない段階での結果で、登録が増えれば平均値は変動します。また2027年に

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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