HPがプリンターをサブスクリプション制に。月額1000円の支払いで毎月20枚まで印刷可能に
プリンターについては日本ではキャノンなどがリサイクル品のインクカートリッジを制限することなどがユーザーから批判されていますが、海外ではプリンターで多くのシェアを握っているHPも同様に社外品のインクカートリッジはセキュリティー上のリスクがあると訳わからない事を言い動作がしないように制限をしています。
そんなHPですが、北米においてはプリンターのサブスクリプションプランを導入が開始されました。
このサブスクリプションプランはAll-inプランと言う名称でリリースされており、申し込むとプリンターとインクカートリッジが翌営業日に届くのですが、印刷できる枚数には制限が設けられるというプランになっています。また、プリンターなどは2年毎に新型モデルに変更できるオプションも用意されます。
このサブスクリプションプランでは3つのインクジェットプリンターを選択でき、最も安いHP Envyでは月額$6.99(約1000円)、HP Envy Inspireが$8.99(約1350円)、HP OfficeJet Proが$12.99(約2000円)になっています。ただ、この月額料金では月に20枚の印刷に制限され、最も安いHP Envyでは毎月50枚なら$8.99 (約1350円)、毎月100枚までだと$10.99(約1650円)に設定されています。
ちなみに、ここでは枚数と記載されていますがこれにはプリンター本体と毎月の印刷枚数に応じたインクカートリッジが送られるのみで、紙の代金は含まれていません。
ちなみに、HP Envyは最も安いモデルは$69.99で販売されており、インクカートリッジは$29.99で最大200枚の印刷が可能になっています。そのため、毎月100枚まで対応する$10.99のプランは割安ではあります。
このAll-inプランはサブスクリプションプランであり、使わなかった分は契約印刷枚数分まで繰り越すことが可能ですが、事務用途など印刷する枚数がある程度決まっている用途であればお得かもしれませんが、家庭用で使う頻度にムラがあるのであれば普通に買ったほうがお得と言えそうです。
ちなみに、HPでは『嫌われにくいように作りました』と言うキャンペーンを展開し、ユーザーにイライラされにくいプリンターを作っていますとアピールしていますが、サブスクリプションプランがこのキャンペーンの通りユーザーからのヘイトが解消されているのかは疑問が残ります。
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