NVIDIAの次世代グラフィックスカード「GeForce RTX 6000シリーズ」は発売時期が2028年となり、従来の2027年後半から後退したことが明らかになりました。
GeForce RTX 6000シリーズは2028年以降発売へ
NVIDIAはおよそ2年おきに新世代のGeForceを投入しており、RTX 5000シリーズが2025年1月に発売されたことから、後継のRTX 6000シリーズは当初2027年前半に登場すると予想されていました。このRTX 6000シリーズはデータセンター向けと同じくRubinアーキテクチャを採用し、NVIDIA関連で実績があるリーカーのKopite7kimi氏によるとGPUはGR20x系で、発売は2027年後半になると明らかにしていました。
I hope Jensen can see everyone's passion and launch new products for gaming as soon as possible.
— kopite7kimi (@kopite7kimi) September 21, 2026
Unfortunately, GR20x is a product from 2028. That means they have postponed again. 🙃🙃🙃
I will try to minimize updates until there is definite news. (Lessons learned)
しかし、そんなKopite7kimi氏ですが、今回Rubinのゲーミング向けとなるGeForce RTX 6000シリーズが再び延期されたと投稿しました。また、NVIDIAはこのRTX 6000シリーズについて計画を何度か変えているようで、同氏は確かな情報が得られるまで情報の更新は最小限にとどめるとしています。
RTX 6000シリーズを巡っては、直近でMoore's Law is Dead氏が2027年上半期発売に向けて計画しているというリークを明らかにしていましたが、この発売時期についてKepler_L2氏が明確に否定し、発売時期はAMDと共に早くても2028年頃になることが明らかにされていました。加えて、The Informationも2月頃にメモリ不足を理由に、NVIDIAがゲーミング向けGeForce(RTX 6000シリーズ)の発売を2028年まで延期する方針を伝えるなど、2028年発売というリークが多く出ています。今回、NVIDIA関連で実績のあるKopite7kimi氏も2028年であることを明らかにしたことから、Rubin世代となるGeForce RTX 6000シリーズについては2028年まで発売されない可能性が極めて高いと言えそうです。
発売が遅れる理由はコンシューマー向けの重要性低下とメモリ価格?
今回のリークではNVIDIAがRTX 6000シリーズの発売を遅らせる理由は明らかになっていません。しかし、主な理由は高騰するメモリ価格と見られており、実際に7月頃には一部のグラフィックスカードメーカーに実機が届いていたGeForce RTX 5000 SUPERの出荷が保留されている状況になっています。
また、NVIDIAにとってはここ最近、データセンター向けGPUが収益のほとんどを占める存在になっており、開発規模も拡大しています。そのため、GPUであるRubinに加え、ARM CPUを組み合わせたVera Rubin、ネットワーク関連機器など派生製品も多数開発しているなど、リソースの大部分はサーバー向けに割り振られている状況と考えられます。そのため、メモリ不足に加え、開発面でもゲーミング向けのGeForce RTX 6000シリーズの発売時期が後退することにつながっていると考えられます。
なお、NVIDIAに関してはRTX 6000シリーズは2028年、そしてRTX 5000 SUPERシリーズについては上述の通りサンプル品の出荷は行われたものの、発売時期が不透明な状況となっています。そのため、もしグラフィックスカードの買い替えを検討している場合は値上がりも続いているため、現行のRTX 5000シリーズを早めに買っておいた方が良さそうです。


