Galaxy S27シリーズに、薄型モデルのEdgeが5機種目として加わる可能性が浮上しました。厚さは4mm台前半で、Galaxy S25 Edgeより1.4mm以上薄い計算になります。
5.8インチで厚さ4mm台前半。開発中止となったEdgeがS27で5機種目に
Galaxy S25 Edgeは2025年5月に発売された薄型モデルで、厚さ5.8mm・重量163gの筐体に6.7インチの画面を載せる代わりに、電池は3,900mAhと薄さの分だけ容量を削っていました。
その薄さは売り上げにはつながらず、韓国メディアのNewspimがハナ証券の集計として伝えたところによると、Galaxy S25 Edgeの販売台数は2025年8月時点で131万台で、同じ期間のGalaxy S25 Ultraは1,218万台でした。この結果を受けて、サムスンは開発を終えていたGalaxy S26 Edgeの投入を取りやめ、Edgeモデルは一度打ち切られたとのことです。
しかし、そんなEdgeモデルについて、リーカーのkro氏によると、Galaxy S27シリーズとして復活するようで、Galaxy S27 Edgeでは5.8インチの画面に約4,300mAhの電池を積み、厚さは4mm台前半になる見込みとのことです。Galaxy S27シリーズは無印・S27+・S27 Pro・S27 Ultraの4機種構成と伝えられてきたため、これが加われば5モデルになります。
このスペックはGalaxy S25 Edgeと比べると厚さは1.4mm以上減り、画面も0.9インチ小さくなるのに、電池だけは400mAh・約10%増える計算となります。これはGalaxy S25+と同じ6.7インチの画面を搭載しつつ、電池を削って評価を落とした前作とは反対に、画面ごと小さくして消費電力を下げつつ電池容量を増やし、通常モデルに迫るバッテリー持続時間を得ることを狙っていると考えられます。
ただ、4,300mAhという容量は現行のGalaxy S26と同じで、無印のGalaxy S27も電池容量は現行から据え置かれる見通しのため、噂のS27 Edgeは無印と同じ容量を一回り薄く小さい筐体に収めることになります。次のGalaxy S27 Pro/Ultraには同じ大きさでより多くの容量を詰め込めるシリコンカーボン電池の採用が見込まれており、S27 Edgeもこの電池が前提と考えられますが、画面が0.9インチ小さく厚みも1.4mm以上薄い筐体で無印と同じ容量に届かせるには、密度の改善だけでなく基板サイズの縮小のほか、バッテリー用の内部スペースを捻出するためにカメラのスペックを他のモデルより抑える可能性があります。
なお、Galaxy S27シリーズはメモリ価格高騰によりコストを抑えることが至上命題となりつつあり、Galaxy S27 Ultraではコスト削減も含めてカメラ構成が異なる試作機が5種類評価されている状態です。そんな中で、型費や開発コストがかかる一方で一度失敗している薄型モデルのEdgeを復活させられるかは不明で、計画倒れになる可能性は十分あります。しかし、その一方で薄型モデルなど高付加価値モデルを中心にラインアップできれば、コスト高騰による収益低下を抑えることも可能になるため、現時点でGalaxy S27 Edge投入の可能性もゼロではありません。仮に発売する場合は、年末にかけて詳細がより明らかになっていくと考えられます。


