Intel Core i7-14700KFが6 GHzで動作した際のベンチマークが登場。性能は先代のCore i9-13900KSに迫る

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Intel Core i7-14700KFが6.0 GHzで動作した際のベンチマーク結果が登場。Core i9-13900KSに迫るスコアに

Intelのでは2023年10月中頃に第14世代デスクトップ向けCPUであるRaptor Lake Refreshの発売を計画していますが、この中で唯一先代のRaptor Lakeに対してコア構成に変更が加えられたCore i7-14700Kをオーバークロックした際のGeekbenchベンチマーク結果が登場しました。

Gigabyte Technology Co., Ltd. Z790 AORUS MASTER X – Geekbench

Core i7-14700KFは先代の8P+8E構成から8P+12EとE-Coreの数が4コア増となり、L2キャッシュは合計28MB、L3は合計33MBと先代より増えています。動作クロックはベースが3.4 GHz、ブースト時は5.6 GHzに設定されているのですが、今回のベンチマークでは6.0 GHzにオーバークロックでの動作になっており、シングルコアは3097pt、マルチコアは21196ptを記録しています。

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ES品段階のCore i7-14700KFの定格状態でのスコアはシングルコアが2936pt、マルチコアが18082ptが記録されており、Core i7-13700KFに対してはシングルコア、マルチコア共に3.5%の向上が記録されていますが、6.0 GHzにオーバークロックする事でシングルコアは9.2%、マルチコアは21.4%と大幅な向上を記録しています。

このスコアは先代の最上位CPUであるCore i9-13900KSに近いスコアになっており、シングルコアは同等でマルチコアにおいても2.4%劣るレベルにまで迫っています。

Intel Core i7-14700Kは先代より20%性能向上も、消費電力はCore i9-13900K超えに。

なお、今回のベンチマークではCPUの温度や消費電力に関する情報は登場していないため不明なのですが、Core i7-14700K/KFについては定格状態でも最大で253Wに設定される予定です。そのため、6.0 GHzへオーバークロックを行った場合には300Wを超える消費電力が見込まれる他、CPUの冷却には空冷では厳しく280mmラジエーターを備えた水冷式CPUクーラーなどが必要になってくると考えられます。

今回のCore i7-14700KFはRaptor Lake Refreshとして2023年10月17日ごろに発売される予定になっていますが、E-Coreが増えた以外はCore i7-13700K/KFと変わらないので価格次第では先代モデルを買っても特に問題は無いと考えられます。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 13900系列といい勝負してるので12700Kからの乗り換えならちょっとは向上幅あるかな…
    うーーーーーん
    争奪にはならなそうだしベンチ待と…

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