Cities Skylines 2の開発元が最適化不足のまま発売する事を認める。発売後に修正を行うと宣言。

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Cities Skylines 2の開発元が最適化不足のまま発売する事を認める。要求スペック向上の理由が明らかに。

Updates on Modding and Performance for Cities: Skylines II

Cities: Skylines II: Modding and Performance FAQ

Cities Skylines 2はCities Skylinesの待望の新作となる都市開発ゲームで、PC版のみ2023年10月24日に発売が開始されます。

このCities Skylines 2ではCities Skylinesに対して正統進化とも言える作品になっており、都市運営のためのシミュレーション機能を緻密にするとともに都市開発の楽しさを向上させるために様々な設定や施設などが細かく調整可能になるなどやり込み要素が増えています。また、Cities Skylinesの面白さと人気の秘訣でもあるMODもサポートされるなど期待度が非常に高いゲームになっています。

ただ、この非常に緻密で大規模な都市開発ゲームですがまもなく発売される事に伴い、開発元のParadox InteractiveはFAQコーナーを掲示板内に設置し、発売時点ではゲームの最適化が不足するなど懸念が残ったまま発売される事が開発元から明らかにされました。

Paradox Interactiveによると、Cities Skyline 2については次世代ゲーム機も対象にしたゲームであることから特定のハードウェアに対して多くの負担がかかります。そのため、開発チームでは最高のゲーム体験を引き出す為に様々な努力を重ねましたが、結果的に目標としたベンチマークパフォーマンスに到達する事は出来なかったとのことです。

FAQ内ではこのパフォーマンス問題について使用しているハードウェア構成やゲームのグラフィックス設定によって状況が異なるため一概には言えないとの事です。ただ、開発元はゲームのパフォーマンスが大きく低下する原因は判明しているとのことで、パフォーマンスを改善できるグラフィックス設定を発売日時点で用意しているとのことです。この詳細設定は近日中に明らかにされますが、この設定を適用する事がパフォーマンス改善に繋がるとのことです。

なお、FAQ内ではなぜパフォーマンス最適化が終わっていないのに発売するのか?と言う質問にも答えられており、ゲーム自体が発売後も続く長いプロジェクトであるほか、最高のパフォーマンスは発揮できないがユーザーの期待に応えられるゲームプレイを提供できる自信があるとのことです。そのため、予定通り発売する決断を行ったと記載されています。

Cities Skylines 2の新しい最低および推奨スペック(2023/9/29発表)

最低スペック推奨スペック
CPUCore i7-6700K
Ryzen 5 2600X
Core i5-12600K
Ryzen 7 5800X
メモリー容量8GB16GB
GPUGeForce GTX 970
AMDは上記同等以上のモデル
GeForce RTX 3080
AMDは上記同等以上のモデル
HDD/SSD容量50GB50GB
対応OSWindows 7 (64bit)以上Windows 7 (64bit)以上

Cities Skylines 2ではCPUやグラフィックカード共に当初発表されたスペックよりも引き上げられており、特にCPUは当初はCore i7-9700KかRyzen 5 5600Xが推奨でしたが、新しい推奨スペックではIntelでは第12世代のCore i5-12600K、AMDではRyzen 7 5800Xなどかなりハイエンド寄りのCPUにシフトしています。また、グラフィックカードもGeForce RTX 2080 TiからGeForce RTX 3080相当へと大きく引き上げられており、直近発売されたグラフィックカードにおいても最低でもRTX 4060 Ti以上、Radeon RX 7000シリーズではRX 7800 XT以上が必要となるなど快適にプレイするには高いハードルとなっています。

ただし、Paradox Interactiveではパフォーマンスの最適化を続けるとも発言しているため、推奨スペックなどが引き下げられる事は考えられませんが、発売から時間が経ち最適化が進むにつれて推奨スペックを満たなくてもそこそこ快適にプレイができるようになるかもしれません。

個人的にこのゲームはCall of DutyやApex Legendsの様なオンライン対戦型のゲームではなく、まったりとマイペースにプレイするゲームであるためパフォーマンスの低下などは一時的な解決策の準備とパフォーマンスの改善が約束されれば大きな問題にはつながらないと言えます。

ただ、少し心配なのが一部環境では起動自体できない事や、作った都市がセーブデータの不良で消えてしまうなどが無いかなのですが、この辺りは完璧に仕上げていると信じたい所です。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • ソフト会社の対応とは思えない事してんな
    バードの進化に追いついて無いから甘えてるって言えばいいのに
    最適化の為にリソース裂くなんて悪手でしかない

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