GoogleがAndroid 17 QPR1のBeta 8を配信し、ベータ期間を通じて報告が続いていたPixelの音割れ不具合がようやく修正されました。
Pixelの音割れ不具合は報告32件を経てBeta 8で修正
Android 17 QPR1のベータは2026年4月22日のBeta 1から配信が続いており、7月1日のBeta 6でAPI仕様が確定するPlatform Stabilityに到達して以降は、安定化を中心とした配信に移っています。メディア再生中の音割れは5月19日のBeta 3でも修正項目に挙がっていましたが、その後も同種の報告は収まらず、別のIssueが積み上がり続けていました。
7月31日に配信されたBeta 8(ビルドCP31.260623.010)のリリースノートには4件の修正が挙げられており、その最大のものが音声フレームワークのバッファ管理の問題です。メディアの再生中や通知の操作時に大きなノイズや音の破綻が発生するもので、Googleがこの修正に紐づけたIssueは32件に上ります。Beta 3の修正に紐づいていた8件とは番号が1件も重複しないため、5月の修正は原因の一部にとどまり、バッファ管理という根の部分が修正されたのが今回のBeta 8だったとみられます。
残る3件は、ロック解除時に指紋認証が起動しない問題、NFCタグの読み取りやURLの起動に失敗する問題、Pixel Tabletのスピーカードックが接続できなくなる問題です。一方でセキュリティパッチレベルはBeta 7と同じ2026-07-05に据え置かれ、新機能の追加項目もないため、9月の正式版まで1か月強という時期も踏まえると、Beta 8は仕上げの最終盤にあたる配信と考えられます。
対象はPixel 6〜10a、Pixel 6と6 ProはQPR2の対象から外れる
Beta 8の対象は、Android Beta Programに登録したPixel 6からPixel 10aまでの21機種で、登録済みの端末にはOTAで配信されます。リリースノートに既知の問題の記載はありません。
ただし、次の四半期更新となるQPR2の対象機種リストからはPixel 6とPixel 6 Proが外れており、同じ第6世代でもPixel 6aは対象に残っています。両機種は2026年10月でサポートが終了するため、9月に配信予定のQPR1正式版がPixel 6/6 Proにとって最後の大型アップデートになります。
音割れを理由にベータから離れていた場合は、Beta 8を当て直す価値があります。一方でベータに未登録であれば、いまから登録するより、1か月強で届く9月の正式版(Pixel Feature Drop)を待つ方が確実です。


