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グラボおすすめ【2026年】|予算別に買って後悔しないGPU

GeForce RTX 5000シリーズとRadeon RX 9000シリーズが出そろいました。一方でメモリ価格の高騰が続き、グラフィックボードの実勢価格は最安でも4万円台、上は60万円超まで開いています。本記事は予算帯ごとに、選べるグラフィックボードと狙える解像度・必要なVRAM・相性の良いCPUクラスを早見表で示し、価格帯別に選び方を解説します。自分の予算の行を見れば、そのまま購入候補の範囲が分かります。

目次

予算別おすすめグラボ早見表

下の表では、予算帯ごとに現在販売されているGPUを実売価格順に並べています。価格は日々更新されるため、本文では固定の最安モデルではなく、価格帯ごとの選び方を解説します。表内の価格を選択すると、現在の販売モデルを確認できます。

GPU最安価格1080p
平均FPS
1440p
平均FPS
4K
平均FPS
VRAMTDP
2.5-5万円3件
Radeon RX 7600
¥43,25068.7fps標準44.0fps動作8 GBGDDR6165W
Arc B580
¥47,27387.1fps標準65.0fps標準12 GBGDDR6190W
5-8万円7件
Radeon RX 9060 XT 8 GB
¥51,980173fps快適115fps快適8 GBGDDR6150W
GeForce RTX 5060
¥54,500136fps快適92.0fps標準8 GBGDDR7145W
Radeon RX 7700 XT
¥59,799141fps快適98.6fps標準12 GBGDDR6245W
GeForce RTX 5060 Ti 8 GB
¥63,780180fps快適127fps快適8 GBGDDR7180W
Radeon RX 7800 XT
¥69,800162fps快適120fps快適16 GBGDDR6263W
Radeon RX 9070
¥78,980214fps快適148fps快適16 GBGDDR6220W
8-14万円3件
GeForce RTX 5060 Ti 16 GB
¥91,980170fps快適122fps快適70.2fps標準16 GBGDDR7180W
GeForce RTX 5070
¥98,780191fps快適140fps快適96.4fps標準12 GBGDDR7250W
15-25万円2件
GeForce RTX 5080
¥209,980220fps快適166fps快適132fps快適16 GBGDDR7360W
60-80万円1件
GeForce RTX 5090
¥636,162242fps快適198fps快適161fps快適32 GBGDDR7575W

グラフィックボードは、性能が限られるエントリーモデルでも4万円台からと高めの水準です。

遊びたいゲームを快適に動かせるか、やりたいことができるか、数年は買い替えない場合に2〜4年先のタイトルでも通用するかを、購入価格と合わせて判断する必要があります。

4〜5万円台のおすすめグラボ:フルHD向けの最低ライン

この価格帯は、2026年時点でゲーム用途に使えるグラフィックボードの下限です。これより安い製品では、ゲームを前提にした性能が確保できません。

2.5-5万円
3件
詳細GPU最安販売
モデル
1080p
平均FPS
1440p
平均FPS
VRAMTDP
Radeon RX 7600
¥43,250ASUS DUAL RX 7600 EVO OCAmazon68.7fps¥629/FPS44.0fps¥982/FPS8 GBGDDR6165W
Arc B580
¥47,273ASRock Arc B580 Steel Legend OCAmazon87.1fps¥543/FPS65.0fps¥727/FPS12 GBGDDR6190W
Radeon RX 7600
1080p68.7fps¥629/FPS
VRAM8 GBGDDR6
Arc B580
1080p87.1fps¥543/FPS
VRAM12 GBGDDR6

RX 7600は2023年発売の旧世代モデルで、価格を抑えやすい一方、性能や機能面では現行世代に見劣りします。Apex LegendsやVALORANTなど、負荷の軽いタイトルをフルHDで遊ぶ用途ならまだ選択肢になりますが、今後のアップスケーリング技術やレイトレーシング性能を重視して選ぶ製品ではありません。

RTX 5050は2025年発売の現行世代モデルで、DLSS 4に対応する点が強みです。単純な描画性能だけでなく、対応タイトルでフレームレートを補えることを重視するなら、RX 7600より新しい選択肢になります。ただし、価格が上がりやすいため、5万円台後半まで上がる場合は、ひとつ上の価格帯のGPUも比較対象に入ります。

Arc B580は、同価格帯では珍しく12GBのVRAMを搭載する点が特徴です。VRAM容量に余裕があるため、テクスチャ設定やWQHD寄りの使い方では有利ですが、ゲームごとの相性やドライバー面はGeForceやRadeonより確認が必要です。

この価格帯で選ぶなら、おすすめはDLSSなど機能面と性能を兼ね備えたRTX 5050となりますが、いずれも最新の重量級タイトルや今後登場する大規模なオープンワールドゲームでは、画質設定を落とす前提になります。

予算5万円から8万円:フルHDの主力

この価格帯では、フルHDで長く使えるかを基準に考えます。価格を抑えるなら8GBモデル、WQHDや長期利用も視野に入れるならRX 9060 XT 16GBモデル、DLSS 4やレイトレーシング対応タイトルを重視するならGeForce RTX 5060などが候補になります。

5-8万円
7件
詳細GPU最安販売
モデル
1080p
平均FPS
1440p
平均FPS
VRAMTDP
Radeon RX 9060 XT 8 GB
¥51,980RD-RX9060XT-E8GB/WHITE/DFJoshin173fps¥300/FPS115fps¥451/FPS8 GBGDDR6150W
GeForce RTX 5060 Ti 8 GB
¥63,780Palit RTX 5060 Ti White OCドスパラ180fps¥354/FPS127fps¥500/FPS8 GBGDDR7180W
Radeon RX 9070
¥78,980ASRock RX 9070 Challengerパソコン工房214fps¥369/FPS148fps¥533/FPS16 GBGDDR6220W
GeForce RTX 5060
¥54,500Gainward RTX 5060 GhostAmazon136fps¥402/FPS92.0fps¥593/FPS8 GBGDDR7145W
Radeon RX 7700 XT
¥59,799ASRock RX 7700 XT Steel Legend OCAmazon141fps¥425/FPS98.6fps¥606/FPS12 GBGDDR6245W
Radeon RX 7800 XT
¥69,800Sapphire PURE RX 7800 XTJoshin162fps¥432/FPS120fps¥581/FPS16 GBGDDR6263W
Radeon RX 9060 XT 8 GB
1080p173fps¥300/FPS
VRAM8 GBGDDR6
GeForce RTX 5060 Ti 8 GB
1080p180fps¥354/FPS
VRAM8 GBGDDR7
Radeon RX 9070
1080p214fps¥369/FPS
VRAM16 GBGDDR6
GeForce RTX 5060
1080p136fps¥402/FPS
VRAM8 GBGDDR7
Radeon RX 7700 XT
1080p141fps¥425/FPS
VRAM12 GBGDDR6
Radeon RX 7800 XT
1080p162fps¥432/FPS
VRAM16 GBGDDR6

価格重視であれば、8GBモデルが候補になります。平均FPSだけを見れば十分な性能があり、フルHDで軽量〜中量級タイトルを遊ぶ用途では大きな不満は出にくい構成です。

一方で、長く使う前提なら16GBモデルを優先した方が安全です。フルHDだけなら8GBでも動くタイトルは多いものの、WQHDや高画質テクスチャ、将来的登場するタイトルまで考えると、VRAM容量の余裕が効いてきます。そのため、8GB版と16GB版の価格差が小さい場合は、平均FPSだけでなくVRAM容量も含めて判断した方が後悔しにくくなります。

なお、GeForceかRadeonかの選び方は、GeForce系はDLSS 4やレイトレーシング対応タイトルでの性能を重視する場合に候補になりますが価格が若干高いです。一方で、RadeonはGeForceよりアップスケーリングの品質が劣るものの、アップスケーリングなしのFPSは高く、価格も安価な傾向にあります。

予算8万円から15万円:WQHD(1440p)主力と4K入門

この価格帯では、WQHDを快適に動かせるかを基準に考えます。
通常のゲーム性能とVRAM容量を重視するならRadeon RX 9070 XT、DLSS 4やレイトレーシングを重視するならGeForce RTX 5070、価格を抑えつつ16GB VRAMを確保したい場合はRTX 5060 Ti 16GBが候補になります。

8-14万円
3件
詳細GPU最安販売
モデル
1080p
平均FPS
1440p
平均FPS
4K
平均FPS
VRAMTDP
GeForce RTX 5060 Ti 16 GB
¥91,980PNY RTX 5060 Ti 16 GBドスパラ170fps¥542/FPS122fps¥753/FPS70.2fps¥1,310/FPS16 GBGDDR7180W
GeForce RTX 5070
¥98,780Palit RTX 5070 Infinity 3ドスパラ191fps¥516/FPS140fps¥706/FPS96.4fps¥1,024/FPS12 GBGDDR7250W
GeForce RTX 5060 Ti 16 GB
1080p170fps¥542/FPS
VRAM16 GBGDDR7
GeForce RTX 5070
1080p191fps¥516/FPS
VRAM12 GBGDDR7

この価格帯で中心になるのは、Radeon RX 9070 XTやGeForce RTX 5070のような上位ミドルクラスです。どちらもWQHDでは十分な性能があり、画質設定やアップスケーリングを併用すれば4Kも狙えます。

価格あたりの平均FPSでは、Radeon RX 9070 XTが有利に出る場面が多くなります。VRAMも16GBを確保しているため、WQHD以上の解像度や高画質テクスチャを使う場合でも余裕があります。レイトレーシングや独自機能よりも、通常のゲーム性能とVRAM容量を重視するなら選びやすいGPUです。

一方で、GeForce RTX 5070はDLSS 4やレイトレーシング対応タイトルを重視する場合に候補になります。単純な価格あたり性能ではRadeon勢が有利に見える場面もありますが、対応ゲームでフレームレートを補える点や、NVIDIA系の機能を重視するなら選ぶ理由があります。ただし、VRAMは12GBにとどまるため、4Kや長期利用では設定次第になります。

GeForce RTX 5060 Ti 16GBがこの価格帯に入ってくる場合は、VRAM容量を重視する選択肢になります。ただし、GPU性能自体はRX 9070 XTやRTX 5070より下のクラスです。WQHDで長く使うことを重視するなら候補になりますが、4K入門まで見据えるなら上位GPUも比較した方が安全です。

予算15万円以上:4K高画質・高フレームレート

この価格帯では、4Kでどこまで余裕を持たせるかが判断軸になります。費用対効果を重視するならRTX 5070 Ti、4Kやレイトレーシングでより余裕を持たせたいならRTX 5080が候補になります。

15-25万円
2件
詳細GPU最安販売
モデル
1080p
平均FPS
1440p
平均FPS
4K
平均FPS
VRAMTDP
GeForce RTX 5080
¥209,980Gainward RTX 5080 Phoenixツクモ220fps¥956/FPS166fps¥1,269/FPS132fps¥1,587/FPS16 GBGDDR7360W
GeForce RTX 5080
1080p220fps¥956/FPS
VRAM16 GBGDDR7

中心になるのはGeForce RTX 5070 TiとGeForce RTX 5080です。どちらもVRAMは16GBで、4Kゲームを視野に入れられる性能がありますが、費用対効果ではRTX 5070 Tiの方が選びやすい場面が多くなります。

RTX 5080はRTX 5070 TiよりGPU規模が大きく、4Kやレイトレーシング負荷が高いタイトルでは上位らしい性能差が出ます。一方で、価格差も広がりやすいため、ゲーム用途だけで見ると、その差額に見合うかは確認が必要です。

予算50万円以上:4Kで一切妥協しない、AI用途

RTX 5090は通常のゲーム用途では過剰です。32GB VRAMを使うAI、制作、4K最高設定まで含めて使う場合に選ぶGPUです。

60-80万円
1件
詳細GPU最安販売
モデル
1080p
平均FPS
1440p
平均FPS
4K
平均FPS
VRAMTDP
GeForce RTX 5090
¥636,162MSI RTX 5090 VENTUS 3X OCAmazon242fps¥2,628/FPS198fps¥3,211/FPS161fps¥3,951/FPS32 GBGDDR7575W
GeForce RTX 5090
1080p242fps¥2,628/FPS
VRAM32 GBGDDR7

RTX 5090は、GeForce RTX 5000シリーズのゲーミング向け最上位モデルです。32GBのGDDR7を搭載しており、ゲーム性能だけでなく、ローカルLLM、生成AI、3D制作、動画編集など、VRAM容量を使う用途で強みがあります。

一方で、通常のゲーム用途だけで考えると、費用対効果は大きく下がります。表の通り、平均FPSは最上位ですが、1FPSあたりの価格は下位モデルより悪化し、ゲーム目的であればRTX 5070 TiやRTX 5080までで止めた方が現実的です。

RTX 5090を選ぶ意味があるのは、4Kで最高画質を狙うだけでなく、AIや制作用途でもGPUを使う場合です。32GB VRAMを使う明確な用途がない場合は、価格差を性能だけで回収するのは難しくなります。

このため、RTX 5090は「最もコスパの良いグラボ」ではなく、「最上位の性能とVRAM容量が必要な人向けの製品」と考えるべきです。ゲームだけなら過剰ですが、4K最高設定、レイトレーシング、ローカルAI、制作用途をまとめて1枚でこなしたい場合には候補になります。

グラボ購入で失敗しないために確認すべきこと

予算帯と候補GPUを決めたあと、購入前に確認しておきたい点は大きく4つあります。
平均FPSや実売価格だけで選ぶと、CPUとの組み合わせ、VRAM容量、電源やケースの対応、保証条件で後悔することがあります。

CPUとのバランス(俗にいうボトルネック)

CPU × GPU ボトルネックヒートマップ (プロファイル: current-gen-specs) ― セルは ◎/○/△/× の 4 段階で組合せの適合度を示す。
CPU × GPU GeForce RTX 5090 GeForce RTX 5080 GeForce RTX 5070 Ti GeForce RTX 5070 GeForce RTX 5060 Ti 16 GB GeForce RTX 5060 Ti 8 GB GeForce RTX 5060 GeForce RTX 5050 Radeon RX 9070 XT Radeon RX 9070 Radeon RX 9060 XT 16 GB Radeon RX 9060 XT 8 GB GeForce RTX 4090 GeForce RTX 4080 SUPER GeForce RTX 4080 GeForce RTX 4070 Ti SUPER GeForce RTX 4070 Ti GeForce RTX 4070 SUPER GeForce RTX 4070 GeForce RTX 4060 Ti 16 GB GeForce RTX 4060 Ti 8 GB GeForce RTX 4060 Radeon RX 7900 XTX Radeon RX 7900 XT Radeon RX 7800 XT Radeon RX 7700 XT Radeon RX 7600 XT
Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition
Ryzen 9 9950X3D
Ryzen 9 9900X3D
Ryzen 7 9850X3D
Ryzen 7 9800X3D
Ryzen 9 9950X
Ryzen 9 9900X
Ryzen 7 9700X
Ryzen 5 9600X
Ryzen 7 9700F
Ryzen 5 9500F
Core Ultra 9 285K
Core Ultra 9 285
Core Ultra 7 270K Plus
Core Ultra 7 265K
Core Ultra 7 265KF
Core Ultra 7 265
Core Ultra 7 265F
Core Ultra 5 250K Plus
Core Ultra 5 250KF Plus
Core Ultra 5 245K
Core Ultra 5 245KF
Core Ultra 5 245
Core Ultra 5 235
Core Ultra 5 225
Core Ultra 5 225F
Core Ultra 3 205
Ryzen 9 7950X3D
Ryzen 9 7900X3D
Ryzen 7 7800X3D
Ryzen 9 7950X
Ryzen 9 7900X
Ryzen 7 7700X
Ryzen 5 7600X
Ryzen 9 7900
Ryzen 7 7700
Ryzen 5 7600
Ryzen 5 7500F
Ryzen 5 7400
Ryzen 5 7400F
Ryzen 7 8700G × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 5 8600G × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 3 8300G × × × × × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 7 8700F
Ryzen 5 8400F
Core i9-14900KS
Core i9-14900K
Core i9-14900KF
Core i7-14700K
Core i7-14700KF
Core i5-14600K
Core i5-14600KF
Core i9-14900
Core i9-14900F
Core i7-14700
Core i7-14700F
Core i5-14600
Core i5-14500
Core i5-14400
Core i5-14400F
Core i3-14100 × ×
Core i3-14100F × ×
Core i9-13900KS
Core i9-13900K
Core i9-13900KF
Core i7-13700K
Core i7-13700KF
Core i5-13600K
Core i5-13600KF
Core i9-13900
Core i9-13900F
Core i7-13700
Core i7-13700F
Core i5-13600
Core i5-13500
Core i5-13400
Core i5-13400F
Core i3-13100 × × × × × × × × × ×
Core i3-13100F × × × × × × × × × ×
Processor 300 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 7 5800X3D
Ryzen 7 5700X3D
Ryzen 5 5500X3D
Ryzen 9 5950X
Ryzen 9 5900X
Ryzen 7 5800X
Ryzen 7 5700X
Ryzen 5 5600X
Ryzen 9 5900
Ryzen 7 5800
Ryzen 7 5700G
Ryzen 5 5600G × × × × ×
Ryzen 3 5300G × × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 7 5700
Ryzen 5 5600 × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 5 5500 × × × × × × × × × × × × × ×
Ryzen 9 5900XT
Ryzen 7 5800XT
Ryzen 5 5600XT
◎ 理想バランス ○ 実用 OK △ ボトルネックあり × 非推奨

グラフィックボードは、組み合わせるCPUが低すぎると性能を引き出しきれません。ただ、現行世代のCPUであれば、多くの組み合わせで深刻なボトルネックは起きにくくなっています。

目安として、ソケットAM5世代のRyzen 5以上、またはIntel第12世代以降のCore i5以上であれば、RTX 5050からRTX 5070、Radeon RX 9000シリーズの多くは実用範囲に入ります。

注意が必要なのは、RTX 5080やRTX 5090のような上位GPUを、古いCPUやエントリークラスのCPUと組み合わせる場合です。特にフルHDで高いフレームレートを狙う場合はCPU側の影響が出やすく、GPUを交換しても思ったほどFPSが伸びないことがあります。

一方で、WQHDや4KではGPU側の負荷が大きくなるため、CPUによる差は相対的に小さくなります。高解像度で遊ぶ場合は、CPUよりもGPU性能やVRAM容量を優先して見た方が判断しやすくなります。

VRAM容量と解像度の対応

VRAMは、解像度と画質設定が上がるほど消費が増えます。現時点では、8GBでもフルHDなら実用的なタイトルは多く、軽量〜中量級ゲームでは大きな問題は出にくい状況です。

ただし、長く使う前提では余裕が小さくなります。高画質テクスチャ、WQHD以上の解像度、レイトレーシング対応タイトルでは、8GBでは設定を落とす場面が出やすくなります。

目安として、フルHD中心なら8GBでも候補になりますが、長く使うなら12GB以上を見ておきたいところです。WQHDでは12GB以上、4Kでは16GB以上を目安にすると、画質設定を大きく下げずに済む場面が増えます。

8GBモデルは、価格を抑えたい場合やフルHD中心の短期利用なら選択肢になります。一方で、2〜4年使う前提やWQHD以上を視野に入れる場合は、12GBまたは16GB以上のモデルを優先した方が安全です。

電源容量・補助電源・カードサイズ

グラボを交換する場合は、平均FPSや価格だけでなく、現在のPCに物理的に搭載できるかも確認する必要があります。

まず確認するのは電源容量です。上位GPUほど消費電力が大きく、CPUやストレージ、ケースファンを含めたシステム全体で余裕を見ておく必要があります。推奨電源容量を満たしていても、品質の低い電源や古い電源を流用する場合は注意が必要です。

次に補助電源です。RTX 5000シリーズなどでは12V-2x6や12VHPWRを使うモデルがあり、電源容量が足りていてもケーブル形状が合わない場合があります。変換ケーブルを使う場合も、ケース内で無理に曲げないだけの余裕が必要です。

カードサイズも見落としやすい点です。同じGPUでも、AIBモデルによって長さや厚みは大きく変わります。2スロット級の短いモデルもあれば、3スロットを超える大型モデルもあります。ケースの対応GPU長だけでなく、補助電源コネクターを挿した状態で側面パネルに干渉しないかも確認してください。

DLSS 4 / FSR 4 / XeSS 2 の機能差

アップスケーリングとフレーム生成は、メーカーと世代で対応が分かれます。
ただし、これらはGPUの基本性能を置き換えるものではなく、対応ゲームで性能や画質を補う機能として見るべきです。

機能主な対応主な機能
NVIDIA DLSS 4GeForce RTX 5000シリーズ(マルチフレーム生成)・アップスケーリング
・対応ゲームでマルチフレームレートを補完(2倍、4倍など)
FSR 4 / 4.1Radeon RX 9000シリーズ中心。RX 7600など一部旧世代は2026年6月からFSR 4.1対応・アップスケーリング
・マルチフレーム生成は非対応
XeSS 2Intel Arc 中心・アップスケーリング
・対応ゲームでフレーム生成対応

正規代理店で購入する+メーカーの延長保証を確認する

グラフィックボードは、オンラインショップで相場より安く販売されていることがあります。ただし、並行輸入品や保証条件が分かりにくい製品は、故障時に対応で困る可能性があります。

メーカーによって保証期間が異なる点も確認が必要です。価格が同じなら、保証が長いメーカーを選ぶほうが安全です。

『2026年版』各社グラフィックボードの保証期間や延長保証まとめ

保証期間はGIGABYTEが製品の無料登録で最大4年ともっとも長く、次点が玄人志向(GeForceのみ)の3年です。その他は2年が大多数ですが、1年のメーカーもあります。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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