リーカーのJaykihn氏が、Intelの次世代デスクトップCPU「Nova Lake-S」のモデル構成と、大容量キャッシュ搭載モデルが「Core Ultra 400D / 400DX」のブランド名で展開される可能性を明らかにしました。
Nova Lake-SのbLLC版は「Core Ultra 400D / 400DX」として展開か
Nova Lake-SのbLLC搭載モデルについては、先のリークで288MBから108MBまで5種類のキャッシュ容量が判明していました。今回は各モデルに適用されるブランド名と全体のモデル構成が追加で明らかになっています。
| ブランド | コア数 | コア構成 (P+E+LPE) | bLLC | TDP/cTDP |
|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 400DX | 52 | (8+16)+(8+16)+4 | 288MB | 175W |
| Core Ultra 400DX | 44 | (8+12)+(8+12)+4 | 264MB | 175W |
| Core Ultra 9 400D | 28 | 8+16+4 | 144MB | 125W |
| Core Ultra 9 400 | 28 | 8+16+4 | – | 125W/65W |
| Core Ultra 9 400 | 22 | 6+12+4 | 108MB | 65W |
| Core Ultra 7 400D | 24 | 8+12+4 | 132MB | 125W |
| Core Ultra 7 400 | 24 | 8+12+4 | – | 125W/65W |
| Core Ultra 7 400 | 16 | 4+8+4 | – | 65W/35W |
| Core Ultra 5 400 | 22 | 6+12+4 | – | 125W/65W |
| Core Ultra 5 400 | 12 | 4+4+4 | – | 65W/35W |
| Core Ultra 5 400 | 8 | 4+0+4 | – | 65W/35W |
| Core Ultra 3 400 | 6 | 2+0+4 | – | 65W/35W |
bLLCを搭載するデュアルタイル構成のHEDT向けモデルは当初、過去に存在したHEDT向け製品であるCore Xシリーズとして展開されるとも噂されていました。しかし、Jaykihn氏によるとデュアルタイル構成のbLLC搭載製品は「Core Ultra 400DX」、シングルタイル構成のbLLC搭載モデルは「Core Ultra 9 400D」「Core Ultra 7 400D」と差別化される見通しであることを明らかにしています。ただ、bLLCを備えるモデルすべてにDサフィックスが設けられるわけではないようで、K型番を持たないロック版として投入される22コア/108MBのCore Ultra 9 400のようにD型番を持たないbLLC搭載モデルも存在するようです。
Pentium D以来の「D」サフィックス復活へ
AMDでは3D V-Cacheを搭載するモデルは「X3Dシリーズ」として明確な差別化を図っていますが、Intelも同様にbLLCを備える製品には「D」サフィックスを設け、さらにデュアルタイル搭載製品には「DX」サフィックスを付けるなど明確に分けることで差別化を図ると見られています。なお、「D」や「DX」型番はIntelの現行Core Ultraシリーズには存在せず、消費者向けデスクトップCPUとしては2006年に投入されたPentium D以来、約20年ぶりの復活となります。ただ、当初のPentium Dはデュアルコア構成を意味していました。今回の「D」はbLLC搭載モデル、「DX」はデュアルタイル構成のbLLCモデルを指すなど、同じ「D」でも意味合いは異なっています。

