GeForce RTX 5050 には20GbpsのGDDR6を搭載。Radeon RX 9060 XT並みの帯域幅に

  • URLをコピーしました!
目次

GeForce RTX 5050 には20GbpsのGDDR6を搭載。Radeon RX 9060 XT並みの帯域幅に

NVIDIAは2025年7月にGeForce RTX 5000シリーズのエントリーモデルであるGeForce RTX 5050の発売を予定しており、既にCUDAコア数などスペックが判明していましたが、今回不明だったメモリーの動作速度に加え、電力供給の仕様などの情報がリークされました。

リーカーのMEGAsizeGPU氏によると、GeForce RTX 5050のデスクトップ向けについて、電力供給を司るVRMはGPUに3フェーズ、GDDR6に2フェーズ構成になるとのことで、これはRTX 4060よりもGDDR6向けのVRMが1個増えているとのことです。

この電力供給が強化される背景としてはGDDR6の高速化が挙げられており、GeForce RTX 5050では20GbpsのGDDR6を搭載するとのことです。

スクロールできます
グラフィックスカード
モデル
GeForce RTX 5050GeForce RTX 3050 (8GB)
内蔵GPUGB207GA107 / GA106
クラスエントリーエントリー
CUDAコア数2,5602,560
ベース クロック不明1.55 GHz
ブースト クロック不明1.78 GHz
VRAM仕様20 Gbps GDDR614 Gbps GDDR6
VRAM容量8GB8GB
バス幅128-bit128-bit
帯域幅320 GB/s224 GB/s
TDP130W115W

先代のGeForce RTX 3050では14 GbpsのGDDR6を搭載していたため、今回のRTX 5050は約1.4倍高速なメモリーが備わることになり、帯域幅もこの変更に伴い224 GB/sから320 GB/sと大幅な高速化が行われており、これはAMDのRadeon RX 9060 XTと同等の帯域幅になっています。

GeForce RTX 5050は3年ぶりに登場するエントリーモデルではありますが、CUDAコア数は先代と全く同じで大きな変更点と言えばアーキテクチャーが2世代ほど新しくなることとVRAM速度の大幅向上と変更点は少ないです。そのため、このモデルが成功するか否かは価格設定次第と言えるのですが、現行のRTX 3050と同様に3万円を下回るような価格で販売できるのか、RTX 4060とほとんど変わらない4万円と言う価格で販売されるのか注目が集まりそうです。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 末尾50型番のグラボは1万円台で買えるようにしてくれないとやだなぁ……
    もうその価格帯はCPU内蔵ので何とかしろってことなのか

  • 今時1万円台レベルのスコア程度なら余裕で出せるiGPU積んでいるCPUばかりですからね
    需要がないような気がします

コメントする

目次