Intel Arrow Lake-S世代『Core Ultra 200』の一部モデルの型番が判明。従来よりもカオスに?
Intelではデスクトップ向けにはじめてタイルアーキテクチャーを採用した新世代CPUであるCore Ultra 200シリーズを2024年秋以降に投入する計画ですが、このデスクトップ向けCore Ultra 200シリーズとして投入される各モデルのCPU型番がリークで明らかになりました。
リーカーによると、Intel Core Ultraシリーズでも現行のRaptor Lake Refreshと同じくオーバークロックが可能な上位モデルが3モデル先行発売され、その後オーバークロックができない無印モデルが発売されるようですが、各モデルのモデル型番については以下の通りになるようです。
- Core Ultra 9 285K (Core i9-14900Kの後継)
- Core Ultra 7 265K (Core i7-14700Kの後継)
- Core Ultra 5 245K (Core i5-14600Kの後継)
オーバークロックが上位モデルは引き続き末尾にKが付きますが、Core Ultra 9や7などのSKUに対して型番の末尾2桁は85や65と言った形でSKUに対して数字が合わなくなっています。
また、無印モデルについては以下の通りになるようです。
- Core Ultra 9 275 (Core i9-14900の後継)
- Core Ultra 7 255 (Core i7-14700の後継)
- Core Ultra 5 240 (Core i5-14400の後継)
Raptor Lake Refreshなど従来のモデル型番の場合、Kと無印モデルの違いは末尾のアルファベットの有無だけで、型番が変わることはありませんでしたが、Core Ultra 200シリーズからはKと無印では型番の数字が少し下げられるようです。
ノートPC向けではTDPや内蔵グラフィックス性能が異なっていたりと差異があるため3桁目の数字まで使わないと区分けしにくくなりますが、デスクトップ向けについてはほとんど末尾のK/KF/F/Tなどで区分けができてしまうので、わざわざ3桁目を0や5にする必要がないように思えます。
と言ってもこれも慣れの問題だと思うので1年、2年ぐらいすると違和感なく受け入れられている気もしますが、Raptor Lake Refresh以前の型番と大きく異なっていることは頭の片隅に入れておく必要があります。
OneRaichu (非公開アカウント)|X (Twitter)
補足情報
Arrow Lake-Sは2024年秋以降にIntelが投入を計画しているデスクトップ向けCPUです。このArrow Lake-Sにはデスクトップ向けにはじめてタイル・アーキテクチャーを採用し、CPUおよびGPUアーキテクチャーは全面刷新され、ハイパスレッディングは非搭載となりますが、アーキテクチャー刷新により性能が大きく向上すると言われています。
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
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CPU | Intel | Core Ultra 200 | 2024年秋以降 |
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