GeForce GTX 1650が1.8万円まで値下がり。4年を経て発売時の価格を下回る。グラボ価格は正常化?

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ベストセラーなGeForce GTX 1650の販売価格が1.78万円に。4年を経て発売時の価格を下回る

NVIDIAのGeForce GTX 1650はSteamのハードウェアサーベイにて2022年12月からシェア1位を記録する人気のグラフィックスカードになっていますが、その人気の秘訣のひとつに価格の安さが挙がりますが、このGeForce GTX 1650が発売から4年の時を経て発売当時の価格である約19,800円を下回る価格での販売が行われ始めています。

GeForce GTX 1650についてはMSI製のGDDR6 OCモデルが17,800円で発売されているほか、GAINWARD製も18,800円と発売当時の19,800円を下回る価格での販売が行われています。

このGeForce GTX 1650の価格については上述の通り、2019年4月に発売された当時は19,800円で販売され、17,800円で販売と言うのはインパクトが少ないのは事実です。しかし、このGTX 1650では発売から1年後にあたる2020年から本格化したグラフィックスカード不足で価格が高騰し、2021年から2022年にかけては3万円を超える価格で販売が行われていました。この時は、RTX 3080などは18万円、RTX 3060でも10万円近い価格で販売されている異常な相場であったため、GTX 1650の3万円は相対的には非常に安価なグラフィックスカードでした。

そして、2022年末にかけてグラフィックスカードの需要は一気に低下しGTX 1650は2万円台で販売されエントリー向けグラフィックスカードとしてそこそこの性能があるとして冒頭の通りSteam ハードウェアサーベイでは1位を獲得する人気となりますが価格はさらに下落し現在の最安値である17,800円を記録しています。

GeForce GTX 1650が発売当初の価格を下回った事はグラフィックスカードの相場が正常化しつつあるシグナルと言えるかもしれません。特にエントリーモデルなどを中心に価格は落ちてきており、Radeon RX 6500 XTが2.6万円台、GeForce RTX 3050が3万円となり、ミドルレンジのRTX 3060は3.5万円、RTX 4060が4.2万円など過去に販売されていたGeForce RTX 2060並みになるなど落ち着きを取り戻しています。

一方で、RTX 4070などハイエンドに近いモデルでは性能向上と共に高価格路線に突き進んでいるため価格は高めになっています。ただ、RTX 4070は発売当初の10万円から8万円を切るレベルに、RTX 4070 Tiは15万円から11万円など下落している事は確かです。そのため、これからゲーミングPCを組んだりアップグレードを検討している人はNVIDIA、AMD共に直近で新モデル発売は予定されていないこともありますので、グラフィックカードの購入に踏み切っても良いかもしれません。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (5件)

  • NVIDIAが殿様商売だからまだ高いとは思うけど買わずにはいられない

    7800XTの発売が7800X3Dと同時期でキャンペーンとかで安くしてくれたらワンチャンあったかもしれない

  • 1650って何年前の製品かを考慮したら5000円切っててもおかしくないし。
    およそ正常じゃない

  • >>1650って何年前の製品かを考慮したら5000円切っててもおかしくないし。
    同じことを思った。
    完全に感覚がマヒしてる。

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