ESETがWindows 11に更新できないPCはLinux化することを推奨
Windows 10についてはあと10ヶ月でサポート期限を迎えるため、同OSを使っているユーザーはWindows 11へのアップデートが必要となります。しかし、Windows 11へのアップデートをするうえではTPM 2.0への対応や高度なセキュリティーへ対応するためIntel CPUであれば第8世代のCoffee Lake以降、AMDであればZen2以降のCPUを搭載している必要があるなどの制約があり、2019年以前に販売されているPCの多くはWindows 11への乗り換えはできず、買い替えが必要となります。
ただ、PCの買い替えに関しては個人でも法人でも決して安くない金銭的な負担が発生することから容易に進むとは言えませんがセキュリティーソフトを提供するESETドイツのThorsten Urbanski氏によるとWindows 11へアップデートできないPCはWindows 10を使うぐらいならLinuxなど別OSへ切り替えることを推奨しています。
ESETによると今回のWindows 10サポート終了は2020年初頭にあったWindows 7サポート終了より危険性が高いとのことです。その理由としてはWindows 7はサポート終了時点でのシェアは2割程度にまで下がっていた一方で、Windows 10に関しては上述のハードウェア制約により2025年1月時点でも60%近いシェアを持ち、サポート終了時点でも50%を切れるか怪しいレベルになっています。そのため、Windows 10のサポート終了を狙ってサイバー攻撃などを仕掛けるリスクが高くなるとのことです。
そのため、どれだけ抵抗があっても常に最新Windowsを使うことが重要とのことで、仮に現行ハードウェアのままWindows 10より古いPCを使い続ける場合、深刻なセキュリティーリスクに晒されることとなるためLinuxなどセキュリティーパッチなどが反映できるWindows以外のOSへの移行も選択肢の1つになると述べています。
Windows 11のハードウェア要件に関しては一時はTPM2.0などの要件が緩和されたというガセ情報も何度か出ていましたがMicrosoftはハードウェア要件を緩和しないことを何度も明言しています。そのため、今後Windows 10サポート終了に向けてユーザーはESUと呼ばれるWindows 10のサポートを1年間に限り延長するプランに加入するか、PCを買い替える、または今回のESETが提案するLinuxをインストールするの3点しか残されていません。そのため、Windows 10 PCを使っているユーザーは早めにどのような対応を行うか検討しておいたほうがいいかもしれません。
Security-Fiasko? 32 Millionen Computer in Deutschland laufen noch mit Windows 10 | ESET

