ソニーがXperia向けAndroid 17の更新内容を公開しました。対象はXperia 1 VIIIからXperia 10 VIIまでの5機種で、このうちデスクトップモードはXperia 1 VI以降のXperia 1シリーズに限られるようです。
外部ディスプレイでPCのように使えるデスクトップモードはXperia 1 VIまで対象
Android 17はGoogleがPixel向けに6月から配信を始めたOSですが、Xperiaへの提供時期はこれまで示されていませんでした。ソニーの案内はAndroid 16のときと同じく、機種ごとの変更履歴ではなくXperia全体で加わる新機能をまとめたもので、対象にはXperia 1 VIII/Xperia 1 VII/Xperia 1 VI/Xperia 10 VIII/Xperia 10 VIIが挙げられています。
このため紹介されている機能には機種やソフトウェアバージョンによって異なるとの注記が付いており、機種別の対応が示されているのはデスクトップモードだけです。
そのデスクトップモードは、外部ディスプレイに接続し、キーボードとマウスを使うと複数のアプリをPCのような画面で扱える機能で、対象はXperia 1 VIII/Xperia 1 VII/Xperia 1 VIの3機種です。デスクトップ風のマルチタスクはベータ3の段階で本格的に有効化されており、ソニー独自の機能ではなくAndroid 17側に用意されたものとみられます。そのため2024年発売のXperia 1 VIにも同様の機能が追加予定となっています。
クイック設定はタイルのサイズ変更と並べ替えに対応し、大きいタイルには短い説明が表示されます。ロック画面には壁紙と時計デザインが追加され、アプリアイコンの形やスタイルも変更できるようになります。
このほか画面録画は画面全体か特定のアプリかを選べるようになり、端末の音とマイクの音を同時に収録できます。AIカメラアシスタントの写真モードには最大3件のカスタムルックに名前を付けて保存する機能が加わりますが、AIカメラアシスタント自体がXperia 1 VIII専用のため、この機能を使えるのは1機種だけです。
国内の配信開始時期は示されず
国内の配信については、ドコモが9月1日付で公開したバージョンアップ予定製品の一覧にXperia 1 VI/Xperia 1 VII/Xperia 10 VII/Xperia 1 VIIIの4機種が挙げられており、auも8月時点の提供製品一覧で同じ4機種を挙げています。開始時期は両社とも提供準備が整い次第としており、日付は示されていません。
8月25日に発表されたXperia 10 VIIIはソニーの対象機種に入っている一方、ドコモとauの一覧には載っていません。同機は最新モデルですがAndroid 16を搭載して発売されるため、Android 17へは発売後の更新で上がることになります。9月中旬以降に順次販売開始予定であることから、ドコモやauから発売されれば、対象機種に加わると見られます。
なお、ソニーが示す更新方針では、Xperia 1 VIは最大3回のOSアップグレード・4年間のセキュリティ更新、Xperia 1 VIIIは最大4回・6年間とされています。Android 14で発売されたXperia 1 VIにとっては今回のAndroid 17が最後のOSアップグレードにあたります。


