Windows 11の右クリックが遅い問題をMicrosoftが改善へ。不要な項目を隠せる機能も

Windows 11の右クリックが遅い問題をMicrosoftが改善へ。不要な項目を隠せる機能も

Microsoftが、Windows 11の右クリックメニューについて、よく使う操作だけを並べるコンパクトな設計と、表示する項目を利用者が選べるカスタマイズ機能を開発していることが分かりました。

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Windows 11の右クリックが遅い問題が解消へ

Windows 11の右クリックメニューは、Microsoft製・サードパーティ製を問わず、アプリが利用者の同意を得ないまま項目を登録できる仕組みになっており、2025年にはCopilotに聞く項目が右クリックメニューへ追加されるなど、項目は増える一方でした。そのため、アプリを多く入れた環境ではエクスプローラーで右クリックしてからメニューが表示されるまでに1〜2秒かかることもありました。

そのため、Microsoftはこの性能と安定性の問題を解消するため、よく使う操作を優先して並べる新しいコンパクトなメニュー設計を開発しているとのことです。同氏は、コンパクトメニューについて、遅さの原因になっているサードパーティの項目を読み込む必要がないため、表示が速く安定することにも繋がるとのことです。なお、Microsoftはこの改修をまだ発表していませんが、Windows Centralのザック・ボーデン氏によると数週間前に見たデモは実際に動作するコードで行われており、完成度も高かったとのことで近いうちにテスト配信などに耐えうる出来栄えだったようです。

表示項目の取捨と並び替えを利用者が決められる

カスタマイズ機能は、項目とアプリの表示・非表示に加えて並び順の変更にも対応し、メニュー最下部に追加される「カスタマイズ」からいつでも設定を変えられます。ロンドンで開催されたWindows Insider Meetupでは、Microsoftがボーデン氏へこの機能をデモとして紹介したとのことです。

ただ、その一方でアプリが同意なく項目を登録できる仕組みそのものを変える計画は示されておらず、カスタマイズ機能は増えた項目を利用者が後から消せるようにする位置づけにあたります。そのため、当面は登録された項目をユーザーが整理していく形が基本になりそうです。

WinUI化済みの右クリックが、それでも遅かった理由

Windows 11の右クリックメニューは、既にWinUI(Windows 11の画面部品を作る仕組み)で動作しており、描画側の作り直しは済んでいます。それでも遅さが解消されなかったのは、表示のたびに登録済みの項目を読み込む処理が残っているためです。コンパクト表示が速いのはこの読み込みを省くためという説明の裏返しでもあり、旧来のフルメニューを常時表示する設定へ戻しても読み込む項目は減らないため、体感の改善は期待しにくいとみられます。

Microsoftは、Windowsのより多くの領域をWinUIへ移す計画を表明しており、エクスプローラーのプロパティ画面とスタートメニューが近く対象になります。一連の改修は品質と信頼性の立て直しを掲げるWindows K2の一部にあたり、標準アプリのメモリ削減を優先する方針やエクスプローラーの一括削除の高速化と並べると、今回のコンパクトメニューも、新機能を足すのではなく既存UIの土台を削って作り直す同じ系列に載っています。

なお、今回の新しい右クリックメニューはまだ社内でのみテストされている状態であるものの完成度が高い状態であることから早ければ2026年秋公開予定のWindows 11 26H2アップデートまたは年内にも実装される可能性が高いと見られます。そのため、近々Insiderビルドなどで右クリックのカスタマイズ含めた機能のテストが開始されるものと見られています。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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