QualcommがSnapdragon X Elite搭載ミニPCを14万円で発売。誰でも購入可能

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QualcommがSnapdragon X Elite搭載ミニPCを14万円で発売へ。開発者向けだが誰でも購入可能

QualcommがノートPC向けに投入したSnapdragon X Eliteですが同社はWindows on ArmおよびSnapdragon X向けにアプリケーションの互換性を向上させるためにこのチップセットを搭載したミニPCを開発者向けとして発売する事を明らかにしました。

このミニOCはSnapdragon Dev Kitと呼ばれ、価格は$899.99、日本円では$=155円換算で約14万円での販売が予定されています。

本体サイズは幅199mm、奥行き175mm、高さ35mmでNUCよりかなり大きなサイズでMac Miniに近いサイズ感になっています。

仕様はSnapdragon X Eliteの最上位モデルX1E-00-1DEを備えているため、コア数は12コア、動作クロックは通常は3.8 GHz、2コアのみ使用時は最大4.3 GHzで動作し、キャッシュ容量は合計42MBを備えます。また、TDPは80Wに設定されているためSnapdragon X Eliteのポテンシャルを確認できるようになっています。

メモリーは32GBのLPDDR5x、ストレージは世代は不明ですがNVMe SSDを512GB備え、Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しています。

端子類はUSB4対応のUSB Type-Cを3ポート、USB 3.2対応のType-Aを2ポート、イーサネットと3.5mmオーディオ、HDMIをそれぞれ1ポート備えています。画面出力は4K解像度で3画面同時出力が可能になっています。

このSnapdragon Dev Kitは現在、Qualcommのサイトで開発者向けに事前受付を開始し、2024年6月18日に発売が予定されています。一応、Dev Kitと言う名前の通り開発者を対象にした製品になっていますが、販売制限はないためSnapdragon X Elite搭載ミニPCに興味がある人は事前受付をしてみるのも良いかもしれません。

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このSnapdragon Dev Kitは過去に販売されていたWindows 開発キット 2023に似たモデルになっていますが、プロセッサがSnapdragon 8cx Gen 3からSnapdragon X EliteでTDP80Wの最上位チップセットが搭載されているため、性能が大きく向上しています。そのため、普通にミニPCとして市販しても売れる気がしますが、この辺りは各OEMから登場する事に期待です。

ただ、それまで待てない人や早くSnapdragon X Eliteを体験したい人は20万円近くするノートPCを買うより安いので、このSnapdragon Dev Kitを購入するのが一番良いかもしれません。

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