デスクトップ向けRyzen 8000GはHawk PointベースのAPUに。AI性能もかなり高めに?

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AMDのデスクトップ向けAPU『Ryzen 8000G』はHawk Pointベースに。NPU性能も若干強化?

AMDでは2024年1月頃にデスクトップ向けのソケットAM5向けにRyzen 8000Gシリーズを発売しますが、今回このRyzen 8000Gのコンシューマー向けモデルについて動作クロックやTDPに加え、ダイのリビジョンなどが明らかになりました。

momomo_us氏から動作クロックやTDPなどの情報は登場しており、最上位モデルで12基のCompute Unitを搭載するRyzen 7 8700Gは8コア構成で、動作クロックは4.2 GHz、TDPは65W、キャッシュ容量は16 MBに設定されるとのことです。

Ryzen 5 8600Gも8コア構成で動作クロックは4.35 GHzとRyzen 7 8700Gより上がっていますがCompute Unitは8基に減っているためその分CPUの性能向上に向けられています。それ以外の仕様はRyzen 7 8700Gと同じになっています。

Ryzen 5 8500Gからはダイが小型で安価なPhoenix 2ダイが用いられるためGPUのCompute Unitは4基に減らされますが、CPUについては6コア構成になっています。ただ、動作クロックは大きく下がり3.35 GHzとなっています。

最廉価モデルのRyzen 3 8300GはソケットAM5向けCPUとしては初めてのRyzen 3シリーズで、CPUは4コア構成で動作クロックは3.45 GHz、L3キャッシュは8 MBとなっています。

なお、このRyzen 8000GシリーズすべてがB2リビジョンのAPUになっていますが、このB2リビジョンはRyzen 8040シリーズで採用されているHawk Pointと共通のものになっており、CPUやGPU性能は先代のRyzen 7040シリーズと変わりませんが、AI処理などを司るNPUのXDNAの性能が向上しています。

そのため、Ryzen 8000GにおいてはXDNAの性能向上によるAI処理性能が向上しておりCPU+GPU+NPUを合わせたAI性能は39 TOPs程度となりIntelのCore Ultra Series 1であるMeteor Lakeを上回る他、デスクトップ向けCPUとしては最高性能を持つと考えられます。

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