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AMDのノートPC向けZen5 APU、Ryzen 8000 Strix PointのHWiNFO情報が登場。GPUは16コア搭載が確定。
AMDでは2024年以降にZen5アーキテクチャーを採用したRyzen 8000シリーズCPUの投入を予定しています。このRyzen 8000シリーズではデスクトップ向けはGranite Ridgeと呼ばれ、ノートPC向けモデルにはメインストリーム向けモデルがStrix Point、ハイエンドモデルがStrix Haloの2つのAPUが投入され、両社共に内蔵GPUの強化が予定されています。
今回、このRyzen 8000シリーズの内、メインストリーム向けAPUとなるStrix Point APUのES品のHWINFO情報が出現し、CPUの細かな構成の他、内蔵GPUの一部仕様などが明らかになりました。
Strix Pointについては過去にCPU-ZやHWiNFOの情報の内、CPU側の情報が明らかにされておりこの中ではIntel Alder Lakeで採用されている高性能コアと高効率コアで構成されたハイブリッドアーキテクチャーが採用されている事が判明しています。また、このコア構成は高性能コアのZen5を合計4コア、高効率コアのZen5cコアを8コア搭載する4P+8E構成で合計12コア、24スレッドであると判明しています。
AMD Zen 5 “Strix Point” APU Update – PerformanceDatabases.com
![](https://gazlog.com/wp-content/uploads/2023/09/Strixpoint-APU-HWINFO-1024x359.jpg)
内蔵GPUについては合計8つのWork Group Processorsと16基のCompute Unit、1024基のStream Processorsを内蔵しており、現行のRyzen 7000 PhoenixからCompute Unitなどが33%増える事になります。
メモリーの欄には512MBと記載がありますが内蔵APUであるため専用のGDDR6メモリーなどは搭載していません。これはHWiNFO側が誤って情報を読み込んでいるためと見られています。
Compute Unitを16基と言うと現行のRDNA 3のRadeon RX 7600の半分になりますが、このStrix Pointに内蔵されるGPUはRDNA 3.5アーキテクチャーに更新されているため、ノートPC向けとして動作クロックなどが引き下げられたとしても結果的にRadeon RX 7600の半分程度の性能は持つ可能性があり、ノートPC向けAPUとしては非常に高い性能を発揮する事が期待されています。
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