AMD Radeon RX 7800 XTのベンチマーク情報も登場。RTX 4070とRTX 4070 Tiの間の性能。

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AMD Radeon RX 7800 XTのベンチマークも登場。GeForce RTX 4070とRTX 4070 Tiの間に位置する性能に。

AMDではGamescom2023のイベントにてNavi 32 GPUを搭載するRadeon RX 7700 XTとRadeon RX 7800 XTの2モデルを発表しました。この2モデルは2022年末に発売されたRadeon RX 7900シリーズを皮切りに導入されたRadeon RX 7000シリーズの中で欠けていたラインアップを埋めるモデルとなっています。

この2つのモデルの内、下位でアッパーミドルレンジ帯となるRX 7700 XTについては3DMark TimeSpyのベンチマーク情報が出現しており、GeForce RTX 4070に迫る性能を発揮していましたが、今回上位でハイエンドモデルとなるRX 7800 XTの3DMark TimeSpyベンチマークが登場しました。

このRadeon RX 7800 XTはすべてのCompute Unit(CU)が有効化されたNavi 32 GPUを搭載し、CUは60基、Stream Processorsは3840基内蔵し、メモリーには19.5Gbpsで動作する16GBのGDDR6、MCDを4基搭載することで256-bitのバス幅で搭載しています。これにより帯域幅は624 GB/sを実現し、TDPは263Wと少々高めになっています。

このモデルはNVIDIAのGeForce RTX 4070を念頭に置いたモデルとしてラインアップされています。

kopite7kimi氏によると、Radeon RX 7800 XTの3DMark TimeSpyのグラフィックススコアは19,000pt程度になるとのことです。

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このスコアは他のグラフィックカードと比べるとRX 7800 XTの先代モデルであるRX 6800 XTに対しては1~2%程度向上しているに留まっており、RX 7800 XTと言うよりはRX 7800として名付けた方が評判は良さそうと言えるレベルになっています。ただ、現行世代のグラフィックカードで比べるとなかなか善戦しており競合として置いているNVIDIA GeForce RTX 4070に対しては8%優れた性能を発揮しています。また、RTX 4070 Tiに対しては15%程度劣りますが性能的にはRTX 4070とRTX 4070 Tiの間で少し前者に寄った性能となっています。

Radeon RX 7800 XTは北米では$499がメーカー希望小売価格として設定されており、Radeon RX 7600で設定されていた米ドルと日本円の価格差を考慮すると日本で8万円前半に位置すると考えられ、8万円中頃で販売されているGeForce RTX 4070に対して性能面そしてVRAM容量の面でも明確なアドバンテージを持ったモデルと言え、AMDとしては久しぶりのヒット作となりそうなモデルになっています。

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