Radeon RX 6000シリーズの詳細判明。Navi21XTXがRX 6900XT。

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10月28日発表される10月28日に発表されるRDNA 2アーキテクチャーを採用したRadeon RX 6000シリーズですが、そのラインアップと詳細情報が判明しました。

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目次

Radeon RX 6000シリーズのラインアップと詳細仕様が判明

10月28日に発表されるRadeon RX 6000シリーズですが、RDNA 2アーキテクチャーを搭載しRTX 3080に迫るパフォーマンスを発揮すると期待されています。そんなRadeon RX 6000シリーズのラインアップと詳細仕様が判明しました。

ラインアップ Radeon RX 6700 Radeon RX 6700 XT Radeon RX 6800 Radeon RX 6800 XT Radeon RX 6900 XT
コードネーム Navi 22 (XL?) Navi 22 (XT?) Navi 21 XL Navi 21 XT Navi 21 XTX
Compute Units TBA 40 64 72 80
Stream Processors TBA 2560 4096 4608 5120
Base Clock TBA TBA TBA TBA TBA
Game Clock TBA TBA 1815 MHz 2015 MHz 2040 MHz
Boost Clock TBA TBA 2105 MHz 2250 MHz 2330 MHz
Memory Size 12 GB GDDR6 12 GB GDDR6 16 GB GDDR6 16 GB GDDR6 16 GB GDDR6
Memory Bus 192-bit 192-bit 256-bit 256-bit 256-bit
Memory Clock 14 Gbps? 16 Gbps? 14 Gbps 16 Gbps 16 Gbps
Bandwidth 320 GB/s 384 GB/s 448 GB/s 512 GB/s 512 GB/s
TDP TBA TBA 290W TBP? 320W TBP? >320W TBP?

Radeon RX 6900XT(Navi21XTX)

Radeon RX 6000シリーズの中で最上位モデルとなるのがRadeon RX 6900XT。コードネームはNavi21XTXです。

GPUのコアに当たるCompute Unitsを80搭載(5120Stream Processors)し、ゲーム時は2.04GHz、ブースト時は2.33GHzで動作します。

VRAM容量は16GB、仕様はGDDR6で、帯域幅は256bitで最大512GB/sの速度で接続されています。

噂で『infinity cache』と呼ばれる機能も搭載されるとされており、性能の割に低いメモリー帯域幅をアシストする可能性があります。

消費電力はGPU全体で約320Wを越える可能性が指摘されています。

このモデルはリファレンスモデルのみ登場し、初期の在庫量は非常に限られているため登場時は品薄になる事が見込まれています。

Radeon RX 6800XT(Navi21XT)

Radeon RX 6800XTはハイエンドモデルに当たり、Radeon RX 6000シリーズの噂で最も登場していた『BigNavi』と言う名前に当たるラインアップです。

仕様はRX 6900XTから8CUが減らされた72CU(4608SP)を搭載し、ゲーム時は2.015GHzで動作し、ブースト時は2.25GHzで動作します。

VRAM関係はRX 6900XTと同様の16GB GDDR6を搭載し、帯域幅は256bit 512GB/sの速度で接続されています。

消費電力はGPU全体で320W程度に収まる模様。

Radeon RX 6800(Navi21XL)

Radeon RX 6800XTの無印版に当たるRX 6800。こちらでは、CU数が更に削られており64CU(4096SP)を搭載します。クロック周波数はRadeon RX 6800XTと同じですが、VRAM関係では容量こそ16GB GDDR6でXTと同様で帯域幅は256bit接続なものの動作クロックは若干低く最大転送速度は448GB/sになる模様。

若干性能が落とされている分、GPU全体での消費電力は290W程度になる模様。

Radeon RX 6700XT (Navi22XT) / Radeon RX 6700 (Navi 22XL)

10月28日に発表されるモデルの中ではエントリーモデルに当たるRX 6700XTとRX6700。

発表は10月28日ですが、実際の発売は2021年1月に予定されているため、判明している情報が上位モデルに比べて少ないです。

RX 6700XTでは、Radeon RX 6900XTの半分に当たる40CU(2560SP)を搭載します。各動作時のクロック周波数は判明していないものの、VRAM関係では12GB GDDR6を搭載。帯域幅は192bitで最大転送速度は384GB/sになる模様。

RX 6700では、VRAM関係が少し削られており最大転送速度が320GB/sに落とされる模様でそれ以外の点は同じになると見られています。

来週発表となるRadeon RX 6000シリーズですが、判明しているRX 6900やRX 6800では非常に高いクロック周波数が設定されるようです。そのため、性能面では『Zen 3』の発表会で触れられた通りGeForce RTX 3080程度の性能は出せるものの消費電力が同様に高いと判明しているため、もしRX 6900XTが320Wを越えるようであれば少々期待外れに感じます。また、初期ロットの数が非常に少ない事も気になりますのでもし狙っている方は深夜販売などに並ぶ必要があるかもしれません。

最もバランスが取れているのはRadeon RX 6800XTになると見られており、RTX 3080と互角に戦いつつリーズナブルな価格で登場すれば消費電力は少々高いもののかなりのヒット商品になると考えられます。

なにはともあれ、正式発表まで1週間を切っていますので徐々に様々な情報が出てくると思われるのでその際は紹介していきます。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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