RTX 3060とRTX 3050 Tiが発売される模様。一方でRTX 3060 Tiがフライング発売中。

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RTX 3060 Tiが12月に登場すると噂されている、RTX3000シリーズのミドルレンジクラスGPUですが、RTX 3060 (無印)とRTX 3050 Tiが発売される可能性があります。また、12月登場すると噂されているRTX 3060 Tiですが、サウジアラビアでは何故か発売されています。

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ミドルレンジ向けのRTX 3060とRTX 3050 Tiが準備中

GPUに関するリーク情報を良く流しているKopite7kimi氏によると、NVIDIAはGA106 GPUを採用したミドルレンジであるRTX 3060とエントリーモデルであるRTX 3050 Tiを準備している模様です。

ミドルレンジ側を先に充実させるNVIDIA

NVIDIAのRTX 3060では、RTX 3070で採用されているGA 104からダイサイズが小型化されたGA 106 GPUを使うとされています。CUDAコア数は3840コアを搭載すると見られており、RTX 3070に対して約2割減となるコア数です。メモリーバスに関しては192bit程度に落ち着くと見られており、VRAM容量と仕様も6GBのGDDR6を搭載すると考えられています。

RTX 3050 Tiでも同じくGA106 GPUを使用する予定で、CUDAコアの数は3584コアになるとされています。CUDAコアは減るものの、VRAM容量や仕様に関しては、RTX 3060と同様の仕様になると見られています。

RTX 3050 Tiが登場すれば、レイトレーシング対応するRTXシリーズでは初のエントリーモデルである50番台が登場となりより低価格でレイトレーシングを体感できる事となります。

ラインアップ NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti NVIDIA GeForce RTX 3060 NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti NVIDIA GeForce RTX 3070
GPU Ampere GA106? Ampere GA106? Ampere GA104-200 Ampere GA104-300
Process Node Samsung 8nm Samsung 8nm Samsung 8nm Samsung 8nm
ダイサイズ TBA TBA 395.2mm2 395.2mm2
CUDA コア数 3584 3840 4864 5888
VRAM容量・仕様 6 GB GDDR6? 6 GB GDDR6? 8 GB GDDR6 8 GB GDDR6
メモリーバス 192-bit? 192-bit? 256-bit 256-bit
TGP TBA TBA 180W? 220W
価格 TBA TBA $399 US? $499 US
発売時期 2021? 2021? 2020年12月 2020年10月29日

 

RTX 3060 Tiは12月に登場予定だが、既に販売中?

NVIDIAのミドルハイレンジ機に当たるRTX 3060 Tiは12月中に発売される見込みと言う話が数日前に登場しています。

しかし、サウジアラビアではそんなRTX 3060 Tiが既に店頭にて販売開始されている模様です。

サウジアラビアのPCパーツ販売店にて、GIGABYTE製のRTX 3060 Tiが入荷され販売開始されているようです。(Twitterや後述の商品紹介文からも分かるように、店頭に並んでいます)

NVIDIAが課しているはずの販売解禁日が破られていると見られており、価格はRTX 3080以上の価格である$1000で販売されています。

ちなみに、その販売元のサイトの商品紹介文にはこのような記載があったそうです。

Some people don’t believe.. and we blame you
But after this video, you believe it
Exclusively and before official launch RTX3060Ti
Now available at all our showrooms or through our online store

日本語訳

信じられないかもしれませんが、このビデオを見た後には信じる事になる事でしょう。

正式発表前のRTX 3060 Tiが店頭そして、オンラインストアで販売中です。

現在、この内容のサイトや動画は消されていますが文章を読む限り、明らかにNVIDIAからの販売開始日を定めたルールを破っての販売と考えられます。そのためか、価格も事前の噂では$399ではありましたが、2倍以上の$1000が設定されており店側も意図して破っているように見て取れます。

NVIDIAのレイトレーシング対応GPUのエントリーモデルは60番台が最も下でしたが、価格が4万円程度しており、手軽に楽しめるかと言うと悩む価格設定でした。しかし、今回噂で出ているRTX 3050 Tiが出現する事で、3万円台で登場する可能性があり、これがきっかけで自作PCにおいてはレイトレーシングが普及する起爆剤になりそうです。性能面でもCUDAコア数を見る限り非レイトレーシングゲームにおいても高いパフォーマンスを発揮できそうですので、ロングヒットとなると考えられます。

サウジアラビアで発売されているRTX 3060 Tiですが、5万円程度なら話題になるからと自分なら買ってたかもしれませんが、10万じゃ明らかに高すぎて誰が買うのか謎です。石油王などお金ある人であれば、RTX 3090を買うでしょうし、売れるのか謎です。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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