NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズは250Wから600Wまで対応する4つのGPUクーラーが存在?

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【リーク情報確度:3】

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NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズのGPUは250Wから600Wのレンジで計画中

NVIDIAでは2024年秋以降に次世代グラフィックスカードのGeForce RTX 5000シリーズの投入を計画していますが、NVIDIAではこれら製品投入に向けてGPUクーラーの試作を開始し、現在計画されているRTX 5000シリーズのTDPレンジについて明らかになりました。

BenchlifeがGPUクーラーなどを製造するメーカーから入手した情報によると、NVIDIAはGeForce RTX 5000シリーズで合計4つのGPUクーラーを用意しているとのことです。

このGPUクーラーはNVIDIAが販売するFounders Edition向けで、最も冷却性能が高いモデルは600WのTDPまで冷却可能でGeForce RTX 5090向けに搭載されます。これは現行のRTX 4090に近い仕様になっており、RTX 5090のTDPもRTX 4090に近い450W程度になると考えられます。また、過去に存在が噂されていたTDP 900Wに迫る様なGPUクーラーは用意されていないようです。

他3つのグラフィックスクーラーについてはRTX 5080系、RTX 5070系、RTX 5060系向けにそれぞれクーラーが開発中で、RTX 5060系に搭載されるGPUクーラーでも250Wの冷却能力を備えているようです。

現行のGeForce RTX 4060では上位のRTX 4060 TiでもTDPは160Wで設定されています。ただ、多少の余裕を持って設計したとしてもRTX 5060やRTX 5060 Tiは現行のTDPである160Wを上回る可能性が高いと言えそうです。

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NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズの中で上位モデルのRTX 5090やRTX 5080は2024年秋以降に発売すると言われているため、Founders Edition向けのGPUクーラーの設計や試験を開始していても良い時期と言えます。TDPは最大600Wという事で、これは多少の余裕を持った値であるため、実際のRTX 5090のTDPは現行のRTX 4090と同じく450Wぐらいに留まると言えそうです。ミドルレンジモデルのRTX 5060向けではTDPが250WのGPUクーラーになるようですが、ミドルレンジと言うことでコスト的に要求が厳しいためRTX 5090向けほど大きな余裕は持っていないと考えられます。そのため、GPUクーラー自体が250Wまで対応するのであればGPU自体は180W~200WぐらいのTDPで動作するのではないかと考えられます。

RTX 4060やRTX 4060 Tiでは消費電力は少ない反面、性能もそれ相応ですので少しだけTDPを上げて性能向上に振るのであれば個人的には歓迎ですね。

ソース

NVIDIA GeForce RTX 5080 也許會比 GeForce RTX 5090 早推出市場 | Benchlife

https://benchlife.info/geforce-rtx-5080-might-faster-than-rtx-5090-blackwell

補足情報

NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズは2024年9月から11月の間に発売が計画されているグラフィックカードで、GPUアーキテクチャーには新世代のBlackwell GPUが搭載予定です。メモリーにはGDDR7が採用され、PCIe Gen 5.0に対応すると言われています。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
GPUNVIDIAGeForce RTX 5000シリーズ2024年秋以降
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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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