NVIDIA GeForce RTX 4090とRTX 4080が値崩れ。RTX 4080は20%近い値引きに

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!

NVIDIA GeForce RTX 4090とGeForce RTX 4080は2022年末に発売がされたハイエンドグラフィックスカードですが、販売が好調でない事に加え、AMDの値下げ攻勢に対抗する形で、これらのハイエンドグラフィックスカードがアメリカを中心に値下げしての販売が行われ始めているようです。

目次

NVIDIA GeForce RTX 4090とGeForce RTX 4080が値引き販売中。RTX 4090は10%、RTX 4080は20%近い値引き率に

NVIDIAが発売したGeForce RTX 4090とRTX 4080についてはRTX 4090が日本円では298,000円、RTX 4080が219,800円がメーカー希望小売価格となっており前世代のGeForce RTX 3090並みと非常に高価なグラフィックカードとなっています。

ただ、性能面ではGeForce RTX 4090は前世代のRTX 3090 Tiの1.5倍を上回るグラフィック性能を発揮しており、ゲーマーから小規模なAI用途で使用するユーザーの間で根強い人気がありますが、価格が高いだけあって最初は勢いがあったものの発売から既に半年近く経った2023年4月現在はあまり勢いがありません。

GeForce RTX 4080についてもRTX 3090 Tiを20%上回る性能となっていますが、RTX 4090に比べるとインパクトが無い上に価格もRTX 3090 Ti並みという事で発売当初から絶好調とは言えない売上でその状況は現在も変わっていません。

そんな、ハイエンドのGeForce RTX 4000シリーズですが、日本や北米などで販売価格が大きく引き下げられた販売が行われ始めているようです。

GeForce RTX 4090については発売当初は最安モデルが298,000円と非常に高価なモデルでしたが、2023年に入ると値段は徐々に下落し、2023年4月20日現在は発売当初より約10%安い、264,8000円での販売が行われているようです。

GeForce RTX 4080は発売当初は219,800円が最安モデルでしたが、発売当初から人気があまり無かったのか発売1ヵ月で2万円安の199,800円に、そしてそれでもあまり売れていないのか4月20日時点では179,800円まで値下げされての販売になっています。発売当初から約18%という大幅な値下げを記録しています。

北米でもRTX 4090とRTX 4080が値下げしての販売を実施中。

日本と同様に北米においてもRTX 4090とRTX 4080の値下げが行われているようです。

GeForce RTX 4090のメーカー希望小売価格は$1599に設定されていましたが、Newegg上で一部モデルが$50値下げされた$1549で販売され始めているようです。ただ、RTX 4090についてはAI用途で使うユーザーからの需要があるのか、値下げされたモデルは既に売り切れとなっています。

GeForce RTX 4080についても同様で、BestBuyやNewegg、Amazon上では元々メーカー希望小売価格が$1199に設定されていたものがRTX 4090と同じく$50値下げの$1149.99に設定されて販売がされています。このRTX 4080の価格で注目するべき点が、この$50はキャンペーンで下がっているのではなく、販売価格そのものが引き下げられているようです。なお、値下げされたGeForce RTX 4080についてはNeweggやBestBuy、Amazonでは売り切れる気配はなく、$50の値下げでは消費者にとってはあまり魅力的には写っていないと言えそうです。

 

今回、北米の$50の値下げ幅に対して、日本では数万円台の値下げと幅が大きく異なっていますがこの違いについては為替レートや代理店手数料によるものと見られています。特に日本では海外からの輸入となるため為替リスク低減や代理店側のサポートなども乗ってくるため、RTX 4080などは北米の$1199に対して、日本では219,800円、消費税分を差し引くと1ドル166円換算と言う法外なレートで販売されています。そのため、値下げ余地は北米に比べて大きかったため、結果的にRTX 4090は発売当初より10%、3.3万円の値下げ、RTX 4080は18%、4万円の値下げとなってしまっているようです。

ちなみに、RTX 4090の販売レートは1ドル170円換算と非常に高くなっていますが、RTX 4080は1ドル156円相当と代理店側の輸送費用やサポート体制などを考えると妥当なレートと言える辺りまで下がっています。(RTX 4090が高い理由は初期不良発生時のサポート費用や保険、そして外箱が超巨大なため輸送費が嵩んでいる可能性がありそうです。)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (10件)

    • 完全ミスかと思われます。
      300万のグラボってどんな性能だよ。何でも描画できそう。

      • このまま、グラボのインフレが進めば、20年後くらいにはハイエンドグラボは300万円くらいもあり得る。

        nvidiaならやりかねない。

  • 今までは暗号通貨目的で買われ、今度はAI目的で買われる。
    こいつらはビジネスだから多少高くても買い占める。
    だから異常な価格になって本来のゲーマーは買えない。

    • だから異常な価格になって本来のゲーマーは買えない。

      値下がってるのに?それって去年あたりの話じゃない?

      • 4070の価格は3070より100ドルも上がってるの知らないの?

          • 十万のグラボに求める要素って、ワッパじゃ無いと思う。

            同性能、同世代ならワッパ良いほうがいいだろうけど。

            まぁ、4070の消費電力が3080の25%程度で性能は同程度とかなら需要あるだろうけど。

            多少性能落ちてもいいから、「低消費電力・静音性」を求めるのは、5万以下のラインだと思う。

  • 代理店側の利益、為替差損、関税、輸送費、サポート費、広告費とかあるんだから、1ドル100円なんだから100円で売れみたいなのは子供のワガママだと思うわ

コメントする

目次