NVIDIA GeForce RTX 4080が16万円、RTX 4070 Tiは11万を切る価格に。ハイエンドモデルもジワジワ値下がり

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NVIDIA GeForce RTX 4080とRTX 4070 Tiがジワジワ値下がり。RTX 4080は16万円、RTX 4070 Tiは11万円を切るなどハイエンドモデルもジワジワ値下がり。

NVIDIAが販売するハイエンドグラフィックカードであるGeForce RTX 4080とRTX 4070 Tiはそれぞれ発売当初は非常に高値で販売が行われており、RTX 4080は219,800円、RTX 4070 Tiは149,800円でそれぞれ発売時は発表されていました。しかし、この価格は続かず両モデル共に発売から半年程度で20%を超える値下げが確認されていました。

しかし、GeForce RTX 4080についてはまもなく発売から1年が、RTX 4070 Tiも9か月を超える事や、グラフィックカードの相場自体が落ち着きを見せている事を背景にさらなる値下がりが直近になり見られるようになっています。

GeForce RTX 4080は北米での販売価格よりも安価に。

GeForce RTX 4080については性能面では先代のRTX 3090 Tiを10%超えるようなゲーミング性能で9278基のCUDAコア、22.4 Gbps動作のGDDR6Xを256-bit接続で16GB搭載するハイエンドモデルになっています。このRTX 4080は発売当初は20万円を超える価格で販売がされていましたが、2023年9月23日時点では約15.7万円にまで値下がりしています。

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価格推移を見ると、RTX 4080については2023年4月から9月はじめてにかけては価格は横ばいでしたが、9月中頃以降に価格が大きく下がっている様子が分かります。

RTX 4080は北米での販売価格は$1199に設定されており、現在の為替$=148円で計算しても17.7万円で定価より低いのはもちろんのこと、北米での最安値販売価格である$1099に対しても16.2万円相当であるため現在の価格は為替レートを考慮してもかなり安いと判断できます。

GeForce RTX 4070 Tiも11万円を切る。為替相場を考えてもかなり安価に。

NVIDIAのGeForce RTX 4070 Tiは7680基のCUDAコアと21GbpsのGDDR6Xを12GB搭載するハイエンドからアッパーミドルレンジに位置するグラフィックカードになります。性能はGeForce RTX 3090並みでほとんどのゲームを快適にプレイする事が可能になっていますが、こちらも発売当初は149,800円とそこそこ高価な価格でした。

このGeForce RTX 4070 Tiについては今年の6月時点で約12.5万円での販売が行われていましたが、RTX 4080と同じく価格は横ばいでした。しかし、8月終わりから9月にかけて価格が再び値下がり傾向となり、2023年9月23日時点では最安値が109,800円と11万円を切る価格で販売が行われています。また、最安値以外のモデルでも11万円前半での販売が行われるなど価格は低くなっています。

なお、アメリカのNeweggにおいてはRTX 4070 Tiは$779.99が最安値になっていますが、こちらもRTX 4080と同じく$=148円と言う現在の為替レートを反映させても約11.5万円という事で為替レートを考慮してもかなり安価と言える価格になっています。

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グラフィックカードについてはGTX 1650などの価格が2019年に発売された当初の価格を下回り始める他、RTX 3050やRTX 4060などミドルレンジ以下のモデルについては価格が正常化しつつあると言えます。

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ただ、この流れは徐々にハイエンドモデルなどにも波及してきており、RTX 4080やRTX 4070 TiなどはRTX 3000シリーズやRTX 2000シリーズの水準から考えるとまだまだ高いと言えるかもしれませんが、インフレや円安を考慮すると驚くほど高価な水準とは言えないためゲーミングPCのアップグレードや新規で組み立てる事を検討している方はこの機会にグラフィックカードの購入に踏み切っても良いかもしれません。

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