ロープロ最強GPUのNVIDIA RTX A2000とRTX 4060かを比較した結果が登場。RTX 4060が圧倒する結果に。

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ロープロファイルグラフィックカード最強選手権、NVIDIA RTX A2000とGeForce RTX 4060 LPを比較した結果が登場。RTX 4060 LPが圧倒する結果に

ここ最近のグラフィックカードは性能向上に伴い発熱も大きくカードの大きさが肥大化する傾向にありますが、このようなグラフィックカードが入らない小型PCを想定したロープロファイル規格に対応したグラフィックカードと言うモノがあります。このロープロファイル対応グラフィックカードでは性能長さや幅に制限が設けられており、冷却面で制約がある事から性能が低いグラフィックカードが主力でした。

しかし、2021年にNVIDIAが発売したワークステーション向けグラフィックカード、NVIDIA RTX A2000ではロープロファイル規格にRTX 3060に搭載されているGA106 GPUを内蔵し、性能的にはRTX 3050程度を実現するなどロープロファイルグラフィックカードとしては革新的な性能を実現していましたが、このNVIDIA A2000と最近発売されたGIGABYTE製のGeForce RTX 4060 Low Profileを比較した結果が登場しました。

A New Contender To The LP Graphics Card Throne – YouTube

このGIGABYTE製のGeForce RTX 4060 Low Profileは名前の通り、GeForce RTX 4060を積んだロープロファイルグラフィックカードで、CUDAコアは3072基、VRAMには128-bitのバス幅で17Gbpsで動作するGDDR6を8GB搭載し、動作クロックは2475 MHzに設定されています。動作クロックについてはリファレンスカードの2460 MHzより15 MHzほどオーバークロックされた設定になっています。

ベンチマークはCPUにはCore i9-13900KSでメモリーにはDDR5@6000 MHzで動作した状態で32GB搭載しており、CPUがボトルネックにならない様な構成になっています。

解像度についてはすべて1080pで計測が行われており、StarfieldではRTX A2000が50fpsであった所が、RTX 4060では95fpsと1.9倍、Cyberpunk 2077では高画質設定においてRTX A2000が52fpsに対してRTX 4060が88fpsと1.7倍のパフォーマンスを記録しています。

RTX A2000ではVRAM容量が12GBある事からVRAM容量を多く喰うゲームでは有利と見られていましたが、The Las of Us Part IにおいてはRTX A2000が47fpsに対してRTX 4060が80fps、Resident Evil RE:4でもRTX A2000が72fpsに対してRTX 4060が134fpsとそれぞれ1.7~1.8倍近いパフォーマンスを記録しています。この2つのゲームではRTX 4060の8GBと言うVRAM容量がネックになると考えられていましたが、Low 1%のfpsもRTX 4060がRTX A2000の2倍近い値をキープしている事からVRAM不足には陥っていない事が分かります。

動画の最後にはDellの小型デスクトップPCであるOptiPlexにRTX 4060 LPを組み込んでBattlefield VやStarfieldをプレイする動画でまとめられています。最初はケーブルがファンに引っかかりGPU温度が90℃に達していました。また、ファンの引っ掛かりを直したところ冷却面では問題は無いのですが、Core i5-12600と言うCPUに対してRTX 4060が強力過ぎるが故にBattlefiled VやStarfieldのフレームレートは安定しないなど問題も明らかになっていますが、ロープロファイルグラフィックカードとしてはGeForce RTX 4060 Low Profileが現時点では最強と言う結論になっています。

もし、ロープロファイルグラフィックカードでゲームを快適にプレイをしたいと考えている方は、このGIGABYTEのGeForce RTX 4060 Low Profile 8Gについて購入を検討する事をお勧めします。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (8件)

  • 補助電源不要のA2000と、必要な4060だと差は大きいですね
    ロープロ電源で8ピン出力はSATA電源の変換コネクタが現実的かな

  • そもそもRTX A2000のユーザーはゲームに使うわけないでしょ。用途が違う。
    用途が違うものを比較なんかしても無意味よ。
    フォークでラーメン食ってるようなものだ。食えなくは無いが適材適所では無い

  • ロープロケースの電源でGPU向けの補助電源ケーブル付いてるやつは見たことないんだよなぁ。

  • 補助電源の壁がでかいっす
    実際PDでもつけてくれればまだ利用できるPCもあるだろうけど

  • 実はRTX A2000の後継として70Wで補助電源無し、ロープロファイル2スロット、計算能力がA2000の二倍、RTX4060の25%増しでVRAMも20GBあるRTX 4000 SFFが既に出てるのでこれがロープロ最強グラボです、値段も最強です。

  • ゲーム目的で使わないグラボと比較しても意味ない、せめてCADでも動かしてろ

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