中国で発売されたNVIDIA GeForce RTX 4000 Founders Editionが即売。しかし転売価格で多く出回っている模様
NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズについてはアメリカや欧州などではNVIDIAが開発し発売する独自クーラーを搭載したFounders Editionと呼ばれるモデルが存在しており、価格もNVIDIAが設定しているメーカー希望小売価格で販売されている事からRTX 3000シリーズの時までは人気がありました。しかし、RTX 4000シリーズではRTX 4090を除くと、RTX 4080やRTX 4070、RTX 4060 Tiなどではメーカー希望小売価格が性能に対して高すぎる事から発売日に完売となる例が少なく、人気があるとは言えない状態ですが、中国ではどうやらこの『Foudners Edition』が初めて投入される事から転売ヤーが息巻いているようです。
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IT Homeによると、中国では6月24日にGeForce RTX 4090、RTX 4080、RTX 4070、RTX 4060 Tiの4モデルでFounders Editionが公式に発売が開始されたのですが、すべてのモデルが公式サイト上ですぐに売り切れてしまったとのことです。
しかし、オークションサイトや他の店舗などを中心に転売が行われており、RTX 4070は公式サイト上では4799元（9.6万円）で販売されていたものが、他の店舗では約1.5倍の6999元（14万円）での販売が行われているとのことです。
これだけ見ると、マイニング時に世界各国でFounders Editionが一瞬で無くなった時の事を思い出す人も居るかと思いますが、中国ではRTX 4090からRTX 4060 TiすべてのモデルにおいてAIB製モデルは定価で簡単に入手が可能な状態になっているとのことで、Founders Editionにこだわらなければ特に困る事が無いようです。
Founders Editionについては今まで中国国内では販売されていなかったことから、発売されて間もない非常にレアなカードとなっているため転売ヤーが暗躍していると見られていますが、Founders Editionだから1.5倍もの金額を払う人間がどれだけ居るかは未知数です。
個人的にこれはグラフィックカードの事を何も知らずに転売ヤーが買い漁ってしまっただけの様に見えますが、Founders Editionに限らずRTX 4000シリーズ全般が不人気のため、発売されて間もないため威勢の良い転売価格に設定しているものの数週間したら売れない事に気づいて定価以下の価格で売らざる得ない状態になると言えそうです。
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