ASUSなどからGeForce RTX 3060 8GBが間もなく登場。バス幅は128-bitに縮小

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NVIDIAではGeForce RTX 3060 TiにGDDR6Xにアップグレードするなどミドルレンジモデルのリフレッシュを行っていますが、GeForce RTX 3060についてはより価格を下げるために8GB版の追加をまもなく行うようです。

目次

人気のミドルレンジモデル、GeForce RTX 3060

NVIDIA GeForce RTX 3060 with 8GB memory released, features 128-bit memory bus – VideoCardz.com

NVIDIA GeForce RTX 3060は2021年2月25日に発売が開始されたGeForce RTX 3000シリーズのミドルレンジモデルで、GPUにはミドルレンジ向けに作られたGA106 GPUが採用され、CUDAコアは3584基、VRAMには15 Gbpsの速度で動作するGDDR6が12GBが192-bitのバス幅で搭載されたモデルになっています。

パフォーマンス面では1080pであればほとんどのゲームが60fpsを超えるフレームレートでプレイが可能となっている一方で、1440pなどでは192-bitのバス幅からか60fpsをギリギリ超えられるレベルであるため、1080p解像度でプレイするには最適なモデルになっています。

しかし、このRTX 3060では価格は5万円前後で販売されており、下位モデルのRTX 3050の3万円に比べると差が大きく間を埋めるモデル存在が期待されていますが、NVIDIAではこの間を埋めるモデルとしてGeForce RTX 3060 8GBを投入予定で、まもなく発売が行われるようです。

RTX 3060 8GBではバス幅が128-bitに縮小。

VideocardzではManliとASUS製のGeForce RTX 3060 8GBについて情報を受け取ったようで、パッケージ画像と仕様情報が出現しています。

8GBのGDDR6を搭載するRTX 3060についてはManli製とASUS製が出現しており、Manli、ASUS共にホームページやパッケージにGDDR6搭載である事が記載されています。

仕様面ではRTX 3060 12GBでは2GBの容量を持つメモリーモジュールを6つ搭載していたため、バス幅は192-bitとなっていましたが、このRTX 3060 8GBは単純にメモリーモジュールを4つに減らしているため、バス幅は128-bitと大きく縮小し、帯域幅も240GB/sとRTX 3050と変わらない仕様になっています。

ただ、VRAM以外には変更はされておらず、CUDAコアは3584基、動作クロックもベースが1320 MHz、ブースト時が1777 MHzとなっています。そのため、解像度が1080pを超えず、テクスチャーが常にストリーミングされるゲームや高解像度テクスチャー設定などを避ければRTX 3060 12GBに比べてパフォーマンスの劣り具合は軽減できると見られています。

 

NVIDIAのエントリーモデルはGeForce RTX 3050で、その次はRTX 3060 12GBとなっていますがこの2モデルの間では性能と価格差が大きく、今回出現するRTX 3060 8GBはこの2モデルの間を埋めるモデルとして比較的人気の高いモデルになりそうと考えられます。ただ、人気が出るかどうかは価格次第で、4.2万円を超えないような価格であれば人気になる一方で、これを超えだすと多くの人はRTX 3060 12GBへ流れるため判断を誤らないで欲しい所です。

ちなみにパフォーマンスについてはバス幅が128-bitとかなり狭いのでベンチマークでどのような結果が出てくるのか確認してから購入判断をした方が良いかもしれません。

 

 

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