Intel Raptor Lake Refreshは平均14%の値上がり。Core i5-14600KFでも6万円ぐらいに?

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Intel Raptor Lake Refreshの価格情報が登場。全モデル平均14%の値上がりでCore i5-14600KFでも6円台に

Intelでは2023年10月を目途に第14世代CPUであるRaptor Lake Refreshの投入を計画しており、発売も迫っている事からリーク情報も多く登場し始めています。このRaptor Lake RefreshではCore i7-14700Kを除くと先代のRaptor Lake世代に対して性能は3%程度の向上に留まるなどあまり大きな性能向上が見られない世代になっていますが、今回このRaptor Lake Refreshの価格情報が登場し、性能の向上率に対して価格が大きく引き上げられる可能性がある事が明らかになりました。

価格情報は@momomo_usから登場しており、北米でのメーカー希望小売価格であると見られています。

価格は全体的に大きな値上がりとなっており、Core i9-13900Kは現在$600(105,800円)ですが、Core i9-14900Kでは$695(約12.3万円)で1.7万円の値上がり、Core i7-14700Kは$485(約8.6万円)となりCore i7-13700Kに対して1.1万円の値上がりなど全モデル平均で14%の値上がりが予定されているようです。

スクロールできます
CPU (14世代)価格($)価格(円)
$=160.5 x 消費税
先代モデルの
価格(円)
価格差
Core i9-14900K$695122,702円105,800円+16,902円 (+16%)
Core i9-14900KF$660116,523円102,800円+13,723円(+13%)
Core i7-14700K$48585,627円74,800円+10,827円(+14%)
Core i7-14700KF$47082,979円71,800円+11,179円(+16%)
Core i5-14600K$38067,089円57,800円+9,289円(+16%)
Core i5-14600KF$34560,910円54,800円+6,110円(+11%)

価格差を見ると、ミドルレンジモデルのCore i5-14600K/KFでも6000~9000円の値上がりが計画されているようで、Core i5-14600KFについては54,800円から60,910円ぐらいにまで値上がりする可能性があるなど価格が非常に高くなります。

なお、冒頭でも紹介している通りRaptor Lake RefreshについてはCore i7-14700Kを除くとマルチコア時の性能でさえも3%の向上に留まっている一方で、消費電力は300Wにも迫ると言われておりコストパフォーマンスが大きく低下する事を意味しています。また、Core i7-14700Kについても性能は先代のCore i7-13700Kに対して13%程度向上していますが、価格は14~16%値上がりとなっており、こちらもコストパフォーマンスは下がっていると言えます。

Intelが経営再建を目的にすべてのCPU価格を値上げする可能性。

IntelのCPU価格については2023年7月頃にCPU価格を引き上げると言う噂が出てきていました。この噂は後にIntelによって否定されていましたが、今回のRaptor Lake Refreshの価格が事実であるとすれば、多くのユーザーはRaptor LakeやAlder Lakeに逃げるだけのため、ここまで大きな値上げをするとすれば先代モデルの値上がりなども可能性として考えられると言えます。

これらの価格が発売時に実際にどうなるのかは注視が必要ですが、Core i7-14700Kを狙っている人以外はRaptor Lakeを購入し、CPUを200 MHzほどオーバークロックすればRaptor Lake Refreshに出来るだめ、特にこだわりが無ければRaptor Lakeを買ってしまっても良いかもしれませんね。

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