Radeon RX 6800やRX 6900 XTのリファレンスモデルが生産終了するという話が出ましたが、AMDのRadeon部門長から公式にリファレンスモデルの生産を延長すると発表しました。
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急遽方針転換。リファレンスモデルの生産延長が決定
昨日、AMDのRadeon RX 6800, 6800 XT, 6900 XTのリファレンスモデルの生産がまもなく終了されるという記事が出ましたがAMDは市場の反応を見た結果、方針を変更した模様です。
AMDのRadeon部門長であるScott Herkelman氏によると、11月19日にはAMDのリファレンスモデルは2021年の初旬まで生産される事が明言されていました。これは、Radeon RX 5000シリーズ等でも行われていた手法で、最初はリファレンスモデルを出し、各社から需要を満足するレベルのカスタムモデルが発売されればリファレンスモデルの生産は取りやめるという手法です。しかし、Herkelman氏によるとAMDは方針を転換し、以下のようなツイートをしています。
We’ve just officially extended the reference design builds indefinitely due to popular demand. Thanks for the feedback.
— Scott Herkelman (@sherkelman) December 9, 2020
日本語訳:我々は高い需要から、正式にリファレンスモデルの生産延長を決定しました。フィードバックをありがとう。
先日出されたリファレンスモデルの生産終了の件を見た人(彼はリファレンスモデル用の本格水冷パーツを作っていた模様)が、直接Herkelman氏に問い合わせたところこのような回答が出てきた模様です。
現状、リファレンスモデルの入手は困難な状況である事には違いがありませんが、リファレンスモデルを入手したい人にとっては今回の話は朗報と言えます。ただし、在庫状況がいつごろ改善するのかなどについてはAMDからは特に明言されていません。
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