ハードウェア監視ソフトのHWiNFOが、Navi世代のRadeonに搭載されるGDDR6メモリの温度をチップ単位で表示する機能を準備していることが明らかになりました。
Radeonのメモリ温度はこれまで代表値が1つのみ。どのチップが熱いかは不明だった
Radeon RX 6000/7000世代では、HWiNFO上の「GPU Memory Junction Temperature」という項目でメモリ温度を確認できますが、この値は搭載されている全メモリチップをまとめた1つの値で、どのチップの温度を反映しているのかまでは判別できません。そのため、高い値が出ていても、基板上のどのメモリが熱を持っているのかは分からないままでした。
こうした中、HWiNFO公式の変更履歴にある「Upcoming changes」欄に、AMDのNavi GPU向けにチップ単位のVRAM温度モニタリングを追加するとの項目が掲載されました。ただし、7月8日に公開された最新の正式版v8.50にはこの機能は含まれておらず、v8.51での対応が予告されている段階です。
Radeon RX 5000シリーズ以降が対応となる見通し
変更履歴には「AMD Navi GPUs」とだけ記載されており、対象となるRadeonシリーズは明示されていません。ただ、Navi世代にはRadeon RX 5000シリーズ以降が該当するため、おそらくRX 5000シリーズ以降が対象になると考えられます。ただし、実際に値を読み取れるかどうかは、GPU側のファームウェアやドライバーの条件によって変わる可能性があります。
チップ単位でメモリ温度を読み取れるようになれば、高い値の原因となっている箇所、つまり冷却が効いていないメモリの位置まで絞り込めるようになります。ただし、現時点では正式版のv8.50に含まれていないため、確認できるのは現行の「GPU Memory Junction Temperature」が高止まりしていないかどうかまでです。位置の切り分けについては、v8.51の配信を待つ必要があります。


