Google Pixel 8aの仕様情報がリーク。Tensor G3や120Hzディスプレイなど高性能化

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この記事はリーク情報に基づいています。詳細はリーク情報の見方とその注意点を解説した記事をご確認ください。
【リーク情報確度:4】

目次

Google Pixel 8aのリーク情報が登場。Tensor G3や120Hzディスプレイなど充実したスペックに?

Googleでは2023年にPixel 8シリーズとしてPixel 8とPixel 8 Proを発売しましたが、2024年にはエントリーモデルとしてPixel 8aが登場する予定になっていますが、同モデルに関してかなり詳しい仕様や機能に関するリーク情報が登場しました。

プロセッサにはTensor G3搭載

Pixel 8シリーズではサムスンと共同開発した独自プロセッサのTensor G3が搭載されていますが、Pixel 8aでも同等にTensor G3が搭載されます。

このTensor G3はPixel 7a搭載のTensor G2に対してCPU、GPU共に性能向上しているため、Tensor G3へアップグレードすることでエントリーモデルでありながら、グラフィックス要求の高いゲームもプレイすることが可能になります。

Tensor G3Tensor G2
CPUコア構成1+4+4 (9コア)2+2+4 (8コア)
CPU構成Prime : Cortex-X3
P-Core : Cortex-A715
E-Core : Cortex-A510
Prime : Cortex-X1
P-Core : Cortex-A78
E-Core : Cortex-A55
GPUコアMali-G715Mali-G710
シェーダー数1344基672基

ただし、Pixel 8aはエントリーモデルで価格(コスト)を抑える必要があるためPixel 7とPixel 7aで見られた様に上位モデルに対してプロセッサのパッケージング方法が異なります。

Pixel 8では放熱と電力効率の観点で有利なFOPLPが採用されていますが、Pixel 8aではコストが抑えられる代わりに放熱面で不利なIPoPが採用されます。ただ、この違いは3DMark WildLifeなどのストレステストなどでは差が現れるかもしれませんが、少しの間だけゲームをすると言った用途であれば影響はないと言えます。

高リフレッシュレート化されたディスプレイ

ディスプレイはPixel 8aは 現行のPixel 7aと同じ6.1inchサイズになりますが、リフレッシュレートは90Hzから120Hzに引き上げられ、上位のPixel 8と同じ仕様になります。

さらに、ディスプレイの明るさも向上予定で、Pixel 7aの1000nitsから1400nitsに引き上げられます。こもPixel 8と同じ仕様になっています。

デザイン面ではPixel 8aは筐体デザインとして角の丸みが増える見通しで、ディスプレイの角RはPixel 7aは47pxと角張っていましたが、Pixel 8aでは128pxと丸みが増えます。

角の丸みが増える事による機能的なメリットは特にありませんが、Pixel 7aが若年層や女性などに人気だったことからより親しみやすいデザインとする意図がありそうです。

USB-C経由の外部出力に対応

Pixel 8シリーズではAndroid 14 QPR3 BetaからUSB-Cポート経由で外部出力への対応が行われましたが、Pixel 8aについても同様の機能に対応します。ただし、サムスンのDe-Xの様なデスクトップモードに近い機能はPixel 8シリーズでは搭載されていませんが、将来的にデスクトップモードの様な機能が登場した際にはPixel 8aも対応することができるかもしれません。

カメラの仕様変更なし

ディスプレイやプロセッサの強化が行われるPixel 8aですが、カメラについては現行のPixel 7aから変更が入らないとのことです。そのため、メインカメラセンサーは64MPの1/1.73型、広角カメラとインカメはそれぞれ13MPの1/3型が引き続き採用されます。

カメラのレンズやセンサーには変更が入りませんが、Tensor G3を搭載する事でノイズ除去性能の向上などが期待されます。

Google Pixel 8aについては2024年5月14日に開催されるGoogle I/O 2024で発表されると見られています。

コメント

Google Pixel 7aは日本でのシェアが500%以上伸びるなど手ごろな価格の割に高い性能、そしてシンプルかつ美しいデザインが評価されているモデルになっています。そのため、後継のPixel 8aにも期待がかかりますが、ディスプレイやプロセッサの最新化される一方で、カメラなどには変更は入らないなど弱点を見直しつつ、コストを抑えたスペックになっているため価格も8万円以内に抑えてしてほしいところです。

仮に8万円を切る価格でこのスペックであれば引き続き人気を維持できると言え、さらにシェアを伸ばすことも可能かもしれません。

ソース

Exclusive: Google Pixel 8a boasts 120Hz display, Tensor G3, DisplayPort output, better availability | Android Authority

https://www.androidauthority.com/google-pixel-8a-specs-exclusive-3426314/

補足情報

Google Pixel 8aは現在販売されているPixel 7aの後継モデルで、2024年にリリースが予定されているGoogle Pixelシリーズのエントリーモデルです。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
スマートフォンGooglePixel 8a2024年5月14日
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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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