Google Pixel 6/7世代とPixel Fold、Pixel Tabletに、8月のセキュリティ更新が配信開始から10日を過ぎても届いていません。
配信目安の1週間半を過ぎてもPixel 6/7世代に8月更新は届かず
Pixel 6/7世代とPixel Fold、Pixel Tabletは、2024年12月にOSアップデートも5年へ延長された機種で、Googleのサポートページには今も更新提供の対象として載っています。7月の更新はPixel 6世代からPixel 10aまでの21機種が対象で、全機種に同じビルドCP2A.260705.006が配信されていました。
しかし、8月4日に配信が始まった今回の更新(ビルドCP2A.260805.005)では、ソフトウェアバージョン一覧に掲載されているのはPixel 8からPixel 10aまでの13機種に減っています。外れた8機種はいずれも初代Google TensorかTensor G2の搭載機で、今回掲載されているのはTensor G3以降の機種になっています。
Googleは今回の更新について、8月4日から段階的に配信し、その後1週間かけて展開すると案内しています。しかし、8月14日時点でもソフトウェアバージョン一覧は13機種のままで、Pixel 6/7世代などには更新が届いていません。Googleは対象から外れている理由や、これらの機種への具体的な配信時期を説明していません。
一方、Pixel Update Bulletinでは、サポート対象のすべてのGoogleデバイスにセキュリティパッチレベル2026-08-05への更新を提供すると案内されています。そのため、Pixel 6/7世代などが8月更新そのものの対象外になったわけではなく、何らかの理由で配信が遅れている可能性もあり得そうです
更新が届いていない8機種は、セキュリティパッチレベルが2026-07-05のままで、最新の2026-08-05から1か月分遅れています。8月のPixel向け修正はCVE-2026-0163の1件のみで、映像処理を担う部分で権限昇格を許す深刻度Highの脆弱性です。速報の注記によると修正はPixel向けの最新バイナリドライバーに含まれるため、端末側のファームウェア更新が必要になるとみられます。
なお、Googleでは一定期間にわたってセキュリティー更新を提供することは保証していますが、毎月の配信までは約束していません。実際に、Pixel 6/6 ProとPixel 7/7 Proは今年だけでも1月、2月、5月の月例更新では対象から外れています。
Pixel 6/6 Proは7月時点で残る更新は3回とされていました。今回の8月更新がいつ配信されるかは不明ですが、Googleはサポート対象端末への2026-08-05パッチ提供自体は案内しているため、現時点で残り2回になったと判断するのは早い状況です。


