Google Pixel 12シリーズ4機種の型番と画面解像度がリークし、Pro Foldは内側画面の画素数が現行から約24%増えるほか、ほかの3機種も縦の画素数がわずかに減るなど、Pixel 9シリーズから続いた解像度が全機種で変わり、デザイン刷新に向けた動きが明らかになっています。
Pixel 12の型番と解像度がリーク。Pixel 9から続いた解像度が4機種すべてで変更。
Pixelは2024年のPixel 9シリーズから同じデザインを続けており、画面解像度も無印からPro Foldまでの4機種すべてで、Pixel 11まで3世代同じ数値が使われています。Googleは3年ごとにデザインを大きく変える方針とされているため、Pixel 11が現行デザインの最終世代になり、2027年のPixel 12が刷新の年にあたります。
そのPixel 12は2025年のコードネームのリークで現行と同じ4機種構成になるとされており、このうちPro Foldについては、サムスンディスプレイがGoogleなどに向けて新しい構造の画面を試作していると、9月に韓国のThe Elecが報じています。この画面は有機ELパネルの上と下に極薄ガラス(UTG)を1枚ずつ置く「デュアルUTG」構造で、下側のガラスがヒンジ付近にかかる力を分散するため画面中央の折り目が目立ちにくくなり、Googleは2027年後半の新機種で使う見込みとのことです。
そんな中、OVRPlusは、携帯端末の識別番号(IMEI)を管理する業界団体GSMAのデータベースにGoogleの新しい型番4つが登録されており、これがPixel 12シリーズ4機種であることを明らかにしています。この4機種はすでにAndroid 18でテストされており、発表は2027年8月が目標とのことです。
| モデル | 型番 | Pixel 12(リーク) | Pixel 11(現行) |
|---|---|---|---|
| Pixel 12 | GC0QU | 1080×2400 | 1080×2424 |
| Pixel 12 Pro | GWU59 | 1280×2824 | 1280×2856 |
| Pixel 12 Pro XL | G7U1Y | 1344×2952 | 1344×2992 |
| Pixel 12 Pro Fold(内側) | G4D5D | 2296×2404 | 2076×2152 |
また、今回Pixel 12シリーズ各モデルの解像度も明らかにされており、現行のPixel 11シリーズと比べると、無印、Pro、Pro XLの3機種は横の画素数が同じまま、縦だけが24〜40画素、割合にして約1%とわずかに減っています。横がそのままで縦だけが減ると画面の縦横比が変わり、Pixel 9から使われてきたパネルも、それを収める本体前面も作り直すことになるため、今回の解像度変更は3年ごとの刷新にあたるPixel 12のデザイン変更に直結すると言えます。
Pixel 12 Pro Foldの内側画面は画素数が約24%増
数値が大きく変わるのはPro Foldで、外側画面の解像度は出ていないものの、内側画面は2296×2404とされ、3世代続いた2076×2152から画素数が約24%増えます。こちらは縦と横がほぼ同じ割合で増えているため正方形に近い形は変わらず、画面が現行と同じ8インチなら画素密度(1インチあたりの画素数)は372ppiから約415ppiへ上がり、細かさを据え置くなら画面が約8.9インチへ広がります。さらに、この解像度がThe Elecの伝えたデュアルUTG構造のパネルのものであれば、Pro Foldの内側画面はPixel 9 Pro Fold以来初めて、解像度と構造の両方が入れ替わることになります。
画素数が増えるPro Foldに対し、無印のPixel 12は、Pixel 9から3世代続いた1080×2424をやめ、2023年のPixel 8と同じ1080×2400へ戻る見通しです。この1080×2400は多くのAndroidスマートフォンが採用する一般的な解像度でパネルを調達しやすく、設計の汎用性も増すため、端末コストを可能な限り低減させる目的も考えられます。
なお、記事の中でも触れている通り、Pixel 12シリーズはPixel 9シリーズから踏襲されているデザインが大きく刷新される世代にあたるため、もしPixelの買い替えに迷っている場合は次のモデルでデザインが刷新されることも念頭に置いて、いつ買い換えるかを考えた方が良さそうです。


