Nintendo Switch 2 は2025年内に2000万台出荷へ。転売対策を徹底へ
任天堂では2025年1月16日に次世代ゲーム機であるNintendo Switch 2を正式発表し、2025年4月に発売日や価格などの情報を改めて発表することを明らかにしています。このNintendo Switch 2につしては2025年5月から6月ぐらいに発売されると予測されていますが、先代のNintendo SwitchやPlayStation 5など最新コンソールは発売直後は高い需要から転売ヤーの餌食になり本当に欲しいユーザーの手元に届かないことがユーザーそしてメーカー側から問題視されています。
そのため、新たに発売されるNintendo Switch 2も転売ヤーの餌食になることが懸念されていますが、Bloombergが業界筋から入手した情報によると任天堂はNintendo Switch 2が発売される2025年内に全世界で2000万台の出荷ができるように準備を進めているとのことです。
先代モデルにあたるNintendo Switchでは初回出荷台数が全世界で274万台で、発売された2017年内では1000万台ほどの出荷を記録しています。ただ、Nintendo Switchに関しては発売が3月だったため2017年終わりまで約9か月間ありましたが、Nintendo Switch 2に関しては発売が6月ぐらいになると言われているため、Nintendo Switchが約9か月の時を経て達成した出荷台数の2倍の量をNintendo Switch 2ではたったの6か月で達成する規模で出荷されることになります。
Nintendo Switch 2の転売対策は潤沢な供給で対抗。追加の転売対策も検討中
任天堂は2024年7月に開催された株主総会にてNintendo Switch 2など次世代ゲーム機の転売対策について株主より質問がありました。これに対して古川俊太郎氏は転売対策として需要を満たせるだけのユニット数を生産することが最も重要だと述べており、その対策が半年で2000万台出荷できるだけの準備を進めるというものになるようです。
Nintendo Switch 2の初回出荷量は700万台程度? 転売ヤーを苦しめれるか注目に
Bloombergの情報は2025年内での出荷台数であり、需要が一番高まる発売時の出荷台数の確保も転売対策には重要となります。この点に関しては過去に登場したリーク情報ではNintendo Switch 2はNintendo Switchの初回出荷台数に対して約2.5倍の出荷量を予定しているとのことで、これは全世界で700万台が発売後すぐに出回る計算になります。そのため、これだけの台数があればNintendo Switch 2を発売日近辺で求めるほとんどのユーザーの元には円滑に届けることが可能になると同時に、出荷台数など事前情報を知らない転売ヤーは大量の在庫を抱え込むことにも期待がかかると言えます。
Nintendo to Unveil Next-Generation Switch 2 Console in April | Bloomberg
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