MSIによると、MSI製の全ての400シリーズマザーボードにて最新のRyzen 5000シリーズ対応に向けたAGESAアップデートが年内に実施すると発表しました。
全ての400シリーズマザーボードでRyzen 5000 CPUが利用可能に
MSIによると、MSIがリリースする全ての400シリーズマザーボードをRyzen 5000に対応させるAGESAアップデート『AGESA COMBO PI V2 1.1.0.0 Patch D』を年内に提供するとの事です。
このAGESAアップデートは製品別に2段階に分けて行われる予定となっています。
まず、12月中旬からは400シリーズの型番に『MAX』と書かれた製品を対象にAGESAアップデートが提供がされます。その後、12月下旬(年内)にかけて残りの製品向けにAGESAアップデートが提供される計画となっています。
今回のBIOSアップデートではRyzen 5000への対応が主な変更点ですが、同時にAMDのSmart Access Memoryに似た機能を実現できる『Re-Size BAR』への対応も含まれます。この機能によりCPU、メモリー、GPU間のレイテンシー低減によりゲーミング時のパフォーマンス向上が期待できます。
なお、MSIによると400シリーズマザーボード向けAGESAアップデートは今回の1.1.0.0が最後となり、Precision Boost Overdrive 2が搭載される1.1.8.0へのアップデートは技術的に対応ができない事が明言されています。
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