M3 Ultra搭載Mac StudioとMacProは2025年以降に登場する可能性

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M3 Ultra搭載Mac StudioとMacProは2025年以降に登場予定

Apple’s Mac Studio, Mac Pro With The Powerful M3 Ultra Not Launching Until The End Of 2024 (wccftech.com)

Appleは、TSMCの3nmプロセスで製造されるSoCであるM3シリーズを市場に投入しています。このシリーズには、一般消費者向けのM3、ビジネス向けのM3 ProとM3 Maxの3種類のSoCが含まれます。報道によると、AppleはM3 Maxを2枚結合させ、性能を最大化したM3 Ultraの開発に取り組んでいるとされていますが、このM3 Ultraの登場は2025年以降になる見込みです。

2023年に発表されたMac StudioやMac Proに関しては、競争力の強化と投資回収の観点から、新モデルの投入は2024年半ば以降になると予想されています。さらに、AppleはM3シリーズの開発費に約10億ドル(約1500億円)を費やしていると報じられています。また、TSMCの3nmプロセスによる製造コストが非常に高いため、Appleはコストが比較的低いM2 Ultraを引き続き利用し、量産コストの低下を待つ可能性があると考えられています。

特に、TSMCの3nmプロセスは歩留まりが低く、M3 Maxのような大きなダイサイズを持つ場合、歩留まりの低下によりコストがさらに増加すると予想されます。このM3 Maxを2枚使用するM3 Ultraは、コスト面でM2 Ultraを大幅に上回り、現行のMac StudioやMac Proにとって許容される価格範囲を超える可能性があると見られています。

供給量が限られている場合、歩留まりが低いことは供給の制約にもつながります。そのため、AppleはTSMCの3nmプロセスの歩留まりについて、短期間での大幅な改善を期待していないと思われます。

2024年には、Appleが歩留まりとコストを改善したN3Eプロセスを一部のSoCで採用すると見込まれています。その結果、M3 Ultraについては、現在のN3Bプロセスの生産ラインに余裕ができた2024年秋以降に量産を開始し、2024年末から2025年初めにかけてM3 Ultraを搭載したMac StudioやMac Proの投入が行われると予測されています。

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