Intel Lunar Lake世代のCore Ultra 200V搭載ハンドヘルド型デバイスが近々登場へ

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Intel Lunar Lake世代 Core Ultra 200V搭載のハンドヘルド型デバイスがComputex 2024で発表へ?

Intelでは2024年秋を目途に次世代CPUのLunar Lake世代のCore Ultra 200Vを投入すると言われていますが、一足先になぜかこのCore Ultra 200Vを搭載するハンドヘルド型デバイスがComputex 2024で展示される可能性が出てきている様です。

このハンドヘルド型デバイスは中国のメーカーのWeibuと言う企業が開発したもので、GP10と呼ばれるモデルになっています。デザインはハンドヘルド型デバイスなのですが、取り外しが可能なコントローラーが左右にあり、中央には11inchの1920×1080@120Hzディスプレイが備わっています。

このGP10の中身にはIntel Lunar Lakeが搭載されると明らかにされており、詳細仕様は不明なもののハンドヘルド型デバイスと言う事で8基のXe-Coreを備えたCore Ultra 7と7基のXe-Coreを備えたCore Ultra 5が搭載されると見られています。

このCore Ultra 7およびCore Ultra 5はP-CoreとLPE-Coreをそれぞれ4コア、合計8コア搭載した構成になっており、内蔵GPUにはBattlemage世代のXe2 LPGアーキテクチャーを採用することで先代のMeteor Lakeに対してグラフィクス性能を向上させています。また、AI処理用のNPUも刷新されCPU全体で100 TOPsを上回る処理性能を持つと言われています。

メモリー関係はLunar LakeではCPUに直接組み込まれた形となり、現時点では16GBと32GB版が存在することは明らかにされていますが、GP10の仕様では最大64GBと記載されています。こちらは誤記なのか、Core Ultra 7など上位モデルでは64GBモデルも計画されているのか不明ですが謎な仕様になっています。

このGP10について現時点では価格や発売時期について情報はありませんが、Lunar Lakeの投入時期が2024年秋以降と言われているため、この製品自体は2024年末から2025年初頭にかけての発売が予想されます。

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Intel Meteor Lakeでは内蔵GPU性能がAMDのPhoenixに比べて同等か同等以下だったこともあり、ハンドヘルド型デバイスで搭載するメーカーは少なかったのですが、Lunar Lakeでは内蔵GPUがBattlemageアーキテクチャーに刷新されているため性能が上がっているほか、低消費電力で動作することに焦点を当てているためハンドヘルド型デバイスとの相性はいいかもしれません。ただ、これもAMDのStrix Pointの性能次第なところもありますが、今後もLunar LakeやStrix PointなどノートPC用CPU/APUを用いたハンドヘルド型デバイスは続々登場すると言えそうですので、このようなデバイスを求めている方はComputex 2024に注目しておいた方がよさそうです。

ソース

Intel’s unreleased Lunar Lake CPU appears in gaming handheld listing | PC World

https://www.pcworld.com/article/2334860/weibu-signals-lunar-lake-handhelds-are-on-the-way.html

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