Appleが低価格版Macbookを開発中。Chromebookに対抗へ

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
  • URLをコピーしました!
目次

Appleが低価格なMacbookシリーズを開発中。学生向けでシェアを拡大しているChromebookに対抗へ

AppleのMacbookシリーズについては下位モデルであるMacbook Airと上位モデルのMacbook Proの2モデルが存在しています。Macbook Airについては2022年のM2 SoCを搭載する前のモデルは日本円では10万円を下回り、海外でも$999であったため比較的高性能で安価なノートPCとして幅広い層から人気がありました。しかし、2022年にフルモデルチェンジとして発売がされたM2 SoC搭載モデルは最安値が134,800円、海外では$1199からとなっており価格帯としては高めになっています。

この価格高騰によりMacbook Airについては人気が落ちているとともに学生を中心により安価なChromebookのシェアが伸びている事を背景にAppleでは2024年ごろを目処により低価格なMacbookを発売する予定であることがDigitimesの取材により明らかになったようです。

Apple mulls low-cost MacBook, say sources | Digitimes

Appleでは学生向けに人気があるChromebookに対抗するのはiPadシリーズという位置付けでラインアップをしています。実際にiPadはタブレットとしてではなく、Magic Keyboardなどを搭載することでノートPCライクな使い方も可能にはなっています。しかし、iPadに関しては基本形はタブレットであり、授業や事務作業などで使う際には上述のMagic Keyboardなど別売りのキーボードがなければ困難でありこの2つを合わせると比較的高価になってしまったり、学生向けに配布する際に手間が生じるという問題点もあります。そのため、Appleとしては価格帯的にiPadとMacbookの間に位置する低価格なMacbookの開発をしているようです。

この低価格なMacbookについては現行のMacbookシリーズで用いられているアルミ削り出しボディーなどは採用されず、プラスチックなどの安価な素材で作られる可能性が高いようです。

ハードウェアやOSなどは明らかにされていませんが低価格モデルの開発を行うには新規開発および設備投資などを抑える必要があります。そのため、Appleでは過去に登場したSoCなどを詰め込んだ廉価版iPhoneであるiPhone SEシリーズと同じ様にハードウェア面では既に存在するM1 SoCなどを使い、OSにはMacOSの機能制限版などを搭載するなど中身は2022年まで発売されていたM1 Macbook Airのような仕様で低価格版Macbookを登場させることが考えられそうです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次