Intel Meteor Lake世代『Core Ultra』の一部ラインアップと動作クロックが判明。最大5.1 GHzの高クロックで動作。

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Intel Core Ultraシリーズの一部ラインアップと動作クロックが判明。型番は1世代に戻る

Intelでは2023年9月19日に開催されるIntel Innovation 23にて10年以上続いていたCore iブランドからCoreおよびCore Ultraブランドに切り替えたMeteor Lake世代のCPUを投入します。このCore、Core Ultraブランド導入に伴い今まで使われていた型番も刷新される予定になっているのですが、今回中国のリーカー、Golden Pig Upgrade氏がCore Ultraの一部ラインアップとそれぞれの動作クロックについて明らかにしているのですが、型番が慣れていないのもあるかもしれませんが、かなり難解になっている事が明らかになっています。

Golden Pig Upgrade氏からはCore Ultra 9が1つとCore Ultra 7が2つの合計3つのモデルが明らかにされています。

上位モデルはCore Ultra 9 185Hと言う型番となります。動作クロックはP-Core側は2コアまでは5.1 GHzで動作し、4コアで4.8 GHz、6コアで4.5 GHzで動作となります。E-Core側は1コアであれば最大3.8 GHz、8コアでは2.8 GHzで動作となるなど比較的動作クロックは高めに設定されています。

ハイエンドモデルであるCore Ultra 7シリーズではCore Ultra 7 165HとCore Ultra 7 155Hの2つが明らかにされています。上位のCore Ultra 7 165Hの動作クロックはP-Coreが2コアまで動作で5 GHz、4コアで4.7 GHz、6コアで4.4 GHzとなり、E-Core側は1コアで3.8 GHz、全コア動作で2.8 GHzになります。

Core Ultra 7 155HではCore Ultra 165Hに対してP-Core側の動作クロックが2コアまで4.8 GHzに下がり、4コアで4.5 GHz、全コアで4.3 GHzで動作になるなど若干動作クロックが引き下げられていますが、E-Core側の動作クロックは変わっていません。

なお、Golden Pig Upgrade氏はCore Ultra 5については明らかにしていませんが、Core Ultra 5についてはGeekbench上で掲載が行われており、モデル名はCore Ultra 5 125Hになる事が明らかになっています。動作クロックはP-Core側は最大4.5 GHzに設定されており、コア数は4P+8E構成になっています。

CoreおよびCore Ultraから型番の世代は1に戻る。他は現行と同じ?

今回の型番ではCore Ultra 9 185Hなど数字3桁に末尾にアルファベットと言う形に戻っており、数字4桁 or 5桁+アルファベットに慣れ親しんだ人からすると少々違和感を感じるかもしれません。ただ、これはCore i7-1360PやCore i9-13900Hなどでは13世代を示す13と言う数字が頭に入っており、その後にそのCPUの性能を示す数字2桁または3桁が入っていただけです。今回はCore iブランド消滅とCore/Core Ultraブランド誕生に伴い世代を示す数字が1世代を示す『1』から始まっており、その後の数字については従来通り数字が大きいほど性能が上と言う記載になっています。

CPUのバリアントを示す末尾のアルファベットについては従来のCore iシリーズから変更は加えられていないと考えられTDP 45W帯の製品が『H』、TDP 28W帯の製品が『P』、TDP 15W帯の製品が『U』になると見られています。

ただ、少し変わっているのがTDP 45W帯のHバリアントのCPUで、今までこのバリアントのCPUでは性能を示す数字はデスクトップ向けと同じく3桁で示されていました。しかし、今回のCore/Core Ultraからは他のノートPC向けCPUと同じく数字2桁で示されるように変更されると見られています。

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