Lenovo製ラップトップからGeForce RTX 3050系の仕様が判明

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近々発表がされると見られているラップトップ向けのGeForce RTX 3050 TiとGeForce RTX 3050ですが、Lenovoのサイトに上記2つのGPUが動作クロックやTDPなどのスペック付きでリストされている事が判明しました。

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GeForce RTX 3050搭載モデルがLenovoのサイトに一時的に掲載

LenovoのLegion 5 Proモデルでは現在、GeForce RTX 3070およびGeForce RTX 3060を選択することが可能となっていますが、、一時的にまだ未発表のGeForce RTX 3050を搭載したモデルが掲載されていました。現在は、GeForce RTX 3050に関する情報は削除されていますが、既にスクリーンショットなどが撮影され、その中にはVRAM容量、動作クロックおよびTDPに関する情報が掲載されていました。

NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop Gaming GPU

まずはGeForce RTX 3050 Tiについてです。このRTX 3050 TiはRTXシリーズとしては初めての50番台でエントリーモデルとなっています。GPUの仕様としては、既にCUDAが2560基、SMが20基搭載されている事が判明していますが、今回Lenovoサイトに掲載された情報によると、VRAMは4GBのGDDR6、GPUのブーストクロックは1485MHzで最大1695MHzまでブーストされるとの事です。また、TDPは最大で95Wとなる見込みです。このLaptop向けGPUではDynamic Boost Technologyを搭載しており、通常はTDP80Wで動作し、必要に応じて95WのTDPを発揮するものと見られています。

NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop Gaming GPU

GeForce RTX 3050はRTX 3050 Tiより少し性能が落ちたモデルとなります。GPUの仕様としてはCUDAコアが2048基、SMが16基となっており、VRAMが4GB GDDR6、GPUブーストクロックは1500MHzで最大1740MHzでの動作が可能となっています。なお、TDPはRTX 3050 Tiと同じく最大で95Wとなっています。

 

GeForce RTX 3050 GeForce RTX 3050 Ti
CUDAコア 2,048 2,560
VRAM 4 GB GDDR6 4 GB GDDR6
バス幅 128-bit 128-bit
メモリー帯域 88 GB/s 88 GB/s
TGP 35 W – 95 W 35 W – 95 W
ベースクロック 35 W: 713 MHz 35 W: 735 MHz
50 W: 1,178 MHz 50 W: 1,140 MHz
60 W: 1,238 MHz 60 W: 1,223 MHz
80 W: 1,530 MHz 80 W: 1,463 MHz
ブーストクロック 35 W: 1,057 MHz 35 W: 1,035 MHz
50 W: 1,455 MHz 50 W: 1,410 MHz
60 W: 1,500 MHz 60 W: 1,485 MHz
80 W: 1,740 MHz
(95W Dynamic Boost)
80 W: 1,695 MHz
(95W Dynamic Boost)

 

なお、GeForce RTX 3050 TiとRTX 3050の性能については過去にベンチマーク情報が出現しています。

モバイル向けNVIDIA GeForce RTX 3050系のベンチマーク出現 – Gaz:Log

性能面ではRTX 3050 TiはRTX 3050に対して約9%上回る性能となっています。GTX 1650 Tiとの比較においては3DMark TimespyではRTX 3050 Tiが46%、RTX 3050では37%ほど性能面で上回っています。

 

GeForce RTX 3050シリーズはラップトップ向けとしての登場が着々と進んでいるようですが、価格はRTX 3060に比べたら抑えられており、お手ごろなゲーミングラップトップなどで採用がされるものと見られています。特に最近はデスクトップ向けでグラフィックスカードを入手するのは困難なため、このようなゲーミングラップトップも選択しに入ってくるかもしれません。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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