IntelはDDR4対応製品として2027年にNova Lakeと共にRaptor Lakeの再々リフレッシュ版である「Raptor Lake Next」を投入予定ですが、今回同モデルのブランドに加え新たにラインアップや一部スペックが明らかになりました。
Core 200を引き継ぐ3度目のRaptor Lakeリフレッシュ
DDR4対応のLGA1700向けに2027年上半期投入が報じられていた時点では具体的な仕様が不明でしたが、リーカーのJaykihn氏がラインアップの詳細を示しました。Raptor Lakeは2022年の第13世代Coreとして登場し、2023年の第14世代でリフレッシュされたIntel 7ベースのアーキテクチャーで、その3度目の世代にあたります。
Raptor Lake Next Desktop iGPU Enabled SKUs
C7 8+12 65W
C5 8+8 125W
C5 6+4 65W 24MB L3
C3 4+0 65WThe i5 6+4 65W 24MB L3 is a new configuration (Default 20MB L3 for 6+4).
Jaykihn -via X
The closest alternatives are the 13490f/14490f, which do not have integrated graphics enabled.
リーカーのJaykihn氏によるとRaptor Lake Nextは現行のRaptor Lake Refreshをベースとする予定で、Bartlett Lakeで使われている12P+0Eといった構成は用意されないとのことです。また、ブランドはCore 200シリーズとして投入予定で、デスクトップ向けには125Wと65W版、ノートPC向けにはHXモデルが投入予定とのことです。
なお、Core 200シリーズとして投入されるものの、Raptor Lake Refreshで投入されたWi-Fi 7やAPOといった新機能は追加されず、Raptor Lake Nextが発売されても現行Raptor Lake RefreshにあたるCore iシリーズも併売される予定のようです。
SKU構成は最大8P+12Eの20コア
ラインアップは最上位はCore 7となる見通しで、8P+12Eの20コアを65Wで動作させた第14世代のCore i7-14700に相当するモデルが用意されます。また、Core 5には8P+8Eで125Wのモデルと6P+4Eの65Wモデルが用意され、前者は16コアのCore i7-13700K相当の構成で、価格を抑えたゲーミングPCでの搭載を搭載していると見られています。また、エントリーモデルとしてはP-Coreを4基のみ備える65WのCore 3も計画されています。
なお、同製品はあくまでDDR4を活かすためのミドルレンジ以下を想定しているため、Core 9など高性能モデルは用意されないようです。
無効コアのL3を流用しキャッシュ増量
Raptor Lake Nextでは基本的にRaptor Lake Refreshのリネーム品と言える仕様になっていますが、唯一6P+4E構成のCore 5でL3キャッシュが20MBから24MBに増やされるなどスペックが変わっています。このキャッシュ容量増は無効化したコアのL3スライスもキャッシュとして使えるようにしたことで実現しているとのことです。
そのため、現時点では未確定ですがCore 7のように元々8P+16Eダイの内、一部コアを無効化している場合はL3キャッシュが33MBではなく、36MBなど若干増やされる可能性があり、よりゲーミングで高い性能を出せる仕様になる可能性があるようです。
なお、Raptor Lake Nextとして登場予定のCore 200シリーズは2027年上半期に正式発表予定で、同時期に投入される次世代CPU Nova Lakeと併売される予定となっています。

