Google Pixel 6aを充電中に本体と周辺を焼損する火災が発生し、1名が軽傷を負った国内の事故が、製品起因が疑われる事故として消費者庁に公表されました。
Pixel 6aの火災は内蔵リチウムイオン電池の異常発熱が原因と推定
Pixel 6aは2022年7月に発売されたエントリーモデルですが、一部の個体ではバッテリーが過熱する恐れがあることが判明しています。そのため、Googleは2025年7月から電池容量と充電速度を抑えるアップデートと無償バッテリー交換を実施しており、交換の代わりに現金やGoogleストアの割引を受け取ることもできました。
ただ、このアップデートを適用したPixel 6aでも充電中に異臭とともに燃え出す事故が海外で報告されており、対策後にも発火事故が報告されていました。
国内でも2025年6月29日、大阪府で他社製のUSBケーブルとACアダプターを接続して充電していたPixel 6aから異音がしたあと、本体と周辺を焼損する火災が発生し、1名が火傷を負いました。
この事故は2025年7月15日付で、消費者庁から製品起因か否かが特定できていない事故として一度公表されていました。しかし、その後の調査でPixel 6a内蔵のリチウムイオン電池が異常発熱して出火したと推定されたため、9月4日に「製品起因が疑われる事故」へ分類され直されました。公表資料の機種・型式はGA03714-JPで、Pixel 6aの128GBモデルに該当し、事業者名はグーグル合同会社です。一方、電池セルの焼損が著しく、異常発熱した原因の特定には至っておらず、接続されていた他社製のUSBケーブルとACアダプターが出火原因だったとは記載されていません。
Pixel 6aを使い続けている場合は注意が必要
今回焼損した個体がバッテリー交換プログラムの対象機だったかは公表されていません。ただ、対策アップデートの適用後にも発火が報告されているため、容量や充電速度の制限によって発火リスクが完全になくなるとは言い切れません。
なお、Googleが実施していた無償バッテリー交換や現金・Googleストア割引などのサポートプログラムは、2026年7月8日に終了しているため、現時点ではこれらのサポートを新たに申し込むことはできません。そのため、Pixel 6aを現在も使っていているか、自宅などに放置されている場合は家電量販店などに持ち込み破棄してもらうか、Pixel 11など別のスマートフォンへの買い替えを進めた方がです。また、もしその間使う場合は少なくとも就寝中や外出中に充電したまま放置する使い方は避けた方が安全です。


